基礎知識

界門項目科属種


ウマは奇蹄目(きていもく)。
蹄(ひづめ)が、奇数の動物です。
ウマの蹄は、人間で言うところの中指に当たります。

奇蹄目の動物は、
 ウマ科
 サイ科
 バク科

世界各国で分類方法が異なります。
日本における分類は、
1 ポニー:肩までの高さが147cm
2 軽種 :競馬,乗馬
3 中種 :軽種と重種の中間
4 重種 :ばんえい競馬、農耕、運搬

ライフサイクル

[通常]

繁殖期 春 (妊娠期間 11ヶ月)
0歳  誕生 春先 生まれてすぐに走ることができる
5ヶ月 離乳
3歳  繁殖可能
5歳  成人
15歳 繁殖終了
25歳 寿命

[競馬]

0-1歳 誕生 仔馬・当歳
1-2歳 1歳馬(6):人間による訓練が始まる
2-3歳 2歳馬(12):新馬戦デビュー
3-4歳 3歳馬(17):クラシック競走に出走可能
4-5歳 4歳馬(20):競走馬としてのピーク|引退し始める|以降 古馬と呼ばれる
5-6歳 5歳馬(23):成人|競走馬としてのピーク|引退期
6-7歳 6歳馬(26):引退期
7-8歳 7歳馬(29):引退期(多くの馬が7歳までに引退)
25歳(83) 寿命

括弧内は人間換算年齢
(馬の年齢ー3)✕3+17=人間の年齢

搾取方法

[食]

遺体(馬肉)、乳、脳、馬乳酒、ペットフード(肉、血、ひづめ)、動物園の餌

[衣]

服、靴、バッグ、財布、装飾品、織物

[娯楽]

競走:競馬(JRA、地方競馬、障害競走、ばんえい競馬)、馬術、闘馬、ロデオ、ポロ
使役:農耕、遊牧、戦争(軍馬、騎馬、戦車)、警察、儀典、荷役、乗馬、馬車、狩猟
祭祀:ボシタ祭り、上げ馬神事、おまんと祭り、藤崎八旛宮例大祭、やぶさめ
その他:ホースセラピー、楽器(ヴァイオリン、胡弓、馬頭琴)

[実験(薬)]

プラセンタ(胎盤)、馬睾丸、馬陰茎、馬肉パック、馬肉湿布、馬油、漢方薬、血清

[野生]

絶滅(原因は人間)


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《参照》

Horse:https://en.wikipedia.org/wiki/Horse
ウマ:https://ja.wikipedia.org/wiki/ウマ
Giara horse:https://en.wikipedia.org/wiki/Giara_horse
馬の豆知識:https://www.minnano-jouba.com/mame_chishiki03.html
ポニー:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%83%BC
ライフサイクル(競走馬視点):http://joa.gr.jp/lifecycle/
競走馬の年齢と能力の関係を解明:https://uma55.com/horseracing-age/
馬齢:https://ja.wikipedia.org/wiki/馬齢
日本軽種馬協会 生産関連統計:https://jbba.jp/data/statistics.html
農林水産省生産局畜産部畜産振興課 馬関係資料:https://www.bajikyo.or.jp/pdf/31kankeisiryou.pdf
検索
「馬 脳みそ食」
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「馬 馬陰茎」

殺処分0 + トレーサビリティ法

殺処分0 トレーサビリティ法 】


リブの馬に関して軸となる事業。
一つ目の軸は、殺処分0。
二つ目の軸は、トレーサビリティ法。

【殺処分0】


〔活動〕


競馬やばんえい競走で使役された馬の殺処分の0を求める。


〔理由〕


競馬に使用された馬で、寿命まで生きることができるのは1%と言われている。馬たちは、人間のために産まれ、人間のために走り、人間を楽しませるためだけに生きる。競馬に使われた馬たちは、足にも内臓にも、そして心にもダメージを負っている。馬たちの最後もまた、人間の都合で殺される。人生を人間に捧げた(捧げさせられた)馬たちの最後はせめて、できるだけ自然に、尊厳を尊重し、十分なケアを提供し、最後を看取るべきではないか。

〔目的〕


競馬やばんえい競走に使われた馬の殺処分を0にする。殺処分を0にすることによって、生産を抑制し、馬を助けることができる(蛇口閉め)。また、養老牧場等で馬を救おうとしている人々の労力を減らすことができる。

〔展開〕


殺処分0を求める過程で、馬に対しての知識や共感を啓発・醸成し、いずれ競馬馬以外の馬にも波及させ、馬の屠殺0へ展開する。馬の屠殺0は、すなわち馬の生産0へとつながる。

〔方法〕


 後日公開

【トレーサビリティ法】


〔活動〕


馬の流通経路を可視化するトレーサビリティ法を成立させる。


〔理由〕


牛の流通は可視化されており、耳標の番号を入力すれば誰でも、個々の牛の流通経路を辿ることができる。消費者の安心安全に資するための施策である。
一方、馬の流通経路はブラックボックスであり、競馬馬の最後は関係者でさえわからないことがある。競馬馬の流通は、(おそらくは意図的に)可視化されていない。競馬馬以外にも、乗馬用、娯楽施設で飼育される馬、輸入され食用に給される馬等、管理は整備されていない状況。これは消費者にとっての不利益であり、法の平等性の観点からも不合理な状態。全頭を管理し、流通を可視化すべき。


〔目的〕


消費者の安心安全に資する。
また、流通が可視化され、管理されていく過程で、馬がどのような体験をしているか人々は知ることになる。安楽死とされながら、安楽でない死が強制される場合もあると言われているが、実態を日の本に明らかにすることで、苦痛に満ちた馬の殺害法を防ぐことができる。
また、競馬ファンは、競馬馬が「乗馬へ転用」されると聞くと安心するという。しかし実際はすべての馬がその後どういう生涯を送ったのかわかっているわけではない。さらには、乗馬クラブと名乗りながら、実態は肥育牧場である施設もあると言われている。
馬を助けるには、馬ビジネスに流れる資金を閉めることが重要。ト馬の流通を可視化することにより、心ある馬好きの人々は、競馬や馬ビジネスから撤退であろうと予想される。レーサビリティ法によって、資金の蛇口を閉める。市場を小さくすることによって、馬ビジネスを縮小させ、もって馬の生産(蛇口)を閉め、人間によって犠牲となる馬の減少を図る。


〔展開〕


トレーサビリティ法成立後は、馬業者に規制と罰則が課される。そのことによって、動物を守りたい人々は動物倫理に反する行いを罰する手段を得る。馬を守ろうとする人々の活動をより効率的で実効性の高いものにすることができる。


〔方法〕


後日公開

勝ち続けることでしか、生き続けることができない|Project0 ウマ


年間生まれる馬は、7000人ほど。

馬たちの世界はピラミッドになっています。
競馬に負け続けると、ピラミッドから排除され、太らされ、殺され食べられます
馬たちは文字通り、勝ち続けることでしか、生き続けることができません

JRAは、農林水産省が管轄する、国営賭博。
1レースの最高売上は875億円
数分で875億円売り上げるビジネスはそうないでしょう。
2017年の収入は、3.3兆円
小規模国家の年間予算をはるかに超える、巨大産業です。

地方競馬は、地方行政賭博。

利用動物数と収入を比較すると、競馬は最もコストパフォーマンスが高い動物産業でしょう。
利益や名誉を求め、莫大なお金が動きます。
官僚の天下り、牧場、予想屋から、観客まで、
膨大な数の人間がそれぞれの欲望を満たそうと、たった7千人の馬たちを取り囲んでいます

リブ支援者の方に案内していただき、トレーニングセンターや養老牧場を視察しにいきました。
トレセンはもちろん、養老牧場にも様々な問題があります。

利益に群がる人間たちの強欲の中心で、なすすべなく、搾取され殺され続けている馬たち。
その馬たちを助けることができるのもまた人間、私たちです。

いつか必ず、馬たちを助けましょう。