『 イルカ・クジラ解放 』 第一部 イルカ・クジラ 第三章 イルカ・クジラとは 1

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第三章 イルカ・クジラとは 1
 ≫ 第一節 鯨類(クジラ亜目)
  ≫ 第一項 界門項目科属種(かいもんこうもくかぞくしゅ)
  ≫ 第二項 呼称の整理
  ≫ 第三項 進化
 ≫ 第二節 身体・知性・心
  
≫ 第一項 身体
  ≫ 第二項 知性
  
≫ 第三項 心
 ≫ 第三節 鯨類共通
  
≫ 第一項 社会生活
  ≫ 第二項 行動
  ≫ 第三項 イルカの攻撃性
  
≫第四項 地球環境を改善するクジラたち

第三章 イルカ・クジラとは 1

概要

本章では、鯨類の生物学的な知識のうち基礎的なものを押さえます。鯨類に関する知見は日々更新されています。鯨類は広大な海に住み、種によっては何千メートルも潜るため生態を知るのが困難であり、さらにはつい最近発見された種もいます。私たちは、イルカやクジラを知っているようでその実、無知なのです。

第一節 鯨類(クジラ亜目)

第一項 界門項目科属種(かいもんこうもくかぞくしゅ)

鯨類は、動く能力があるので動物に属し、背骨があるので脊索動物に属し、母の子宮で大きくなり乳で育てられるので哺乳に属します。鯨偶蹄に属し、ウシ、ブタ、カバ、キリンなどの仲間です。かつては、クジラ目と偶蹄目は別の目に属すると考えられていましたが、現在では同根の祖先を持つことがわかり、同じ目として分類されています。
クジラは、全部で84種。(* 新種の発見や分類方法によって種数は異なります)ヒゲクジラの方が数が少なく14種。ハクジラは70種。
日本周辺には、約40種の鯨類が暮しています。
最小の鯨類は、体長1.5m、体重50Kgのコガシラネズミイルカやイロワケイルカ。最大の鯨類は、体長30m、体重200,000Kg(200t)のシロナガスクジラ。種によってかなりの大きさの違いがあります。

第二項 呼称の整理

鯨類は科学的、慣習的に様々な呼称で分類されています。ここでは呼称の整理を行います。

小型鯨類 ↔︎ 大型鯨類

IWCの分類では、
大型鯨類とは、ヒゲクジラ全部と、ハクジラのうち、マッコウクジラ、トックリクジラ、ミナミトックリクジラ。
小型鯨類とは、上記以外のハクジラを指します。

クジラ ↔︎ イルカ

先にも書きましたが、「イルカ」は科学的な言葉ではなく、成体になって4m以下のクジラのことを、慣習的にイルカと分類しています。漢字では、海豚と書きます。
イルカの定義はあいまいです。例えばカズハゴンドウは成体で3mほどですがクジラとされることがあります。シャチは大きさ的にはクジラですが、マイルカ科に属しています。

イルカ ↔︎ ゴンドウ

慣習的な分類です。日本では、吻(ふん:口先の尖った部分)があるクジラを「イルカ」、吻が無く頭が丸いクジラを「ゴンドウ」と呼んでいます。前者は、バンドウイルカやスジイルカなど。後者は、カズハゴンドウやハナゴンドウなどです。

イルカとネズミイルカ

歯の形状の違いで分けられており、
イルカ(Dolphin)は先が尖った歯、
ネズミイルカ(Porpoise)は先が丸みを帯びたスペード型の歯を持ちます。

バンドウイルカ ↔︎ ハンドウイルカ

どちらの呼び方でも構わないのですが、正しくはハンドウイルカで、なまってバンドウイルカとなったようです。
活動的にいいますと、ハンドウイルカと言うとプロっぽくなってしまいますので、施設や行政から何か聞き出したいときなどは、バンドウイルカと一般的な呼び方をするようにしています。日常ハンドウイルカと言っていると、ついハンドウイルカと言ってしまいますので、日常からバンドウイルカと言うようにしています。

第三項 進化

海→陸→海

46億年前、地球が誕生しました。38億年前最初の生命、真性細菌(バクテリア)が誕生し、24億年前、古細菌(アーキア)が生まれ、やがて真核生物(核構造を細胞内にもつ生物)へと進化しました。原生生物(植物とも動物とも判別し難い生命)へと進化した生命の一部が、動物へと進化しました。

今から4億年前、魚類は陸に進出し、一部は両生類へと進化、さらにその一部は哺乳類へと進化しました。多くの哺乳類は陸上の生活に適応するように進化しましたが、約 5,000 万年前鯨類は海に戻ることを選びました。
約5,000万年前パキケトゥス→ 約4,900万年アンビュロケトゥス→約3,9000万年前ドルドンと進化し、2000万年前現在の鯨類の形に変化して行きました。
[URL:パキケタス→アンブロケトゥス→ドルドン:≫ Microsoft bing
鯨類と近いとされる動物はカバです。カバも水中に適応し、泳ぎが上手く、体毛がありません。

収斂進化

収斂進化(しゅうれんしんか)とは、綱(哺乳綱、鳥綱、両生綱、魚綱など)や種が違っても、環境や生態的地位(生態系内において獲得した地位)が同様であれば、同じような体型になることです。
鯨類の身体は、水中に適応するように進化しました。前足は前ヒレに進化し、後ろ足は退化、骨盤の跡が残っています。水中で方向転換しやすいように、背ビレや尾ビレができ、魚と同じような形になっていったのです。昔の人が、イルカを魚だと考えても仕方ありません。

クジラの潮吹き 鼻の移動

英語ではブロー(Blow)と呼びます。クジラのイラストでよく描かれますが、クジラが背中から水を吹き出している、クジラの潮吹き。これは、潜っていたクジラが海面で呼吸するとき、頭頂部にある鼻から勢いよく息を吐きだし、鼻の周りに付いていた海水が呼気と一緒に空中に舞い上がっているものです。噴気孔と呼ばれているのは、クジラの鼻のことです。
約5,000万年前パキケトゥスだったころ、鼻は一般的な動物のように顔の前面にありました。クジラの鼻は、水中の生活に適応するために、やがて頭の上に移動しました。その方が呼吸に便利だからです。
最も高い潮吹きをするのは、最も大きいシロナガスクジラ。10mの高さに達します。

シロナガスクジラの潮吹き


良い観察眼を持つ人は、潮吹きの形で、どのクジラか判別できるそうです。
潮吹きをするのはなんとなく大きなクジラだけと思っている人が多いかもしれませんが、当然ながらイルカも潮吹き=呼吸をします。イルカの鼻も頭頂部にあり、顔の前面の部分、吻(ふん)には鼻はありません。ハクジラは鼻の穴が一つですが、ヒゲクジラは二つあり、写真では人間の鼻の穴とそっくりに見えるものもあります。
[URL:ヒゲクジラの鼻:https://i.redd.it/vpb7luyvbu521.jpg
なお、鯨類には耳もありますが、皮膚で覆われて穴は露出していません。

第二節 身体・知性・心

第一項 身体

大きさ
ハクジラの最小は1.5mのイロワケイルカやコガシラネズミイルカ、最大は16mのマッコウクジラです。
ヒゲクジラの最小は6mのコセミクジラ、最大は30mのシロナガスクジラ。

シロナガスクジラは、地球上に現れた史上最大の動物。最大約30メートル、体重約200トンもあります。
コガシラネズミイルカと比較すると、体長差は20倍、体重差は4,000倍。
人間(体長1.7m 体重60Kg)と比較すると、体長差は17.6倍、体重差は3,333倍です。
軽トラ(長さ3.4m、重量700Kg)と比較すると、体長は約9台分。重さはなんと286台分です。

シロナガスクジラをはじめとする大型鯨類が大きくなった理由は様々に考えられていますが、浮力によって重力の影響を受けにくい、寒さに耐えるために体が大きくなった(人類でも北に住む人ほど体が大きい(ベルグマンの法則))などです。

ヒゲクジラに関しては、オキアミ(3〜6cmの甲殻類。エビとは異なる)など生態系下位の動物を食べることにより、食物の安定的確保ができたこともその理由の一つとされています。
また前足(胸ビレ)が最も大きい動物は、ザトウクジラ。5mもあります。

体長1.5mのコガシラネズミイルカ 30mのシロナガスクジラ
体長1.5mのコガシラネズミイルカ 30mのシロナガスクジラ

泳ぐ速さ
最も早く泳げる鯨類は、マイルカの60km/h。シャチが56Km/h、イシイルカが55Km/hです。水族館で見られるバンドウイルカは45km/h。シロナガスクジラは18km/h。ただし、獲物を追いかける時や逃走時はこれ以上のスピードで泳げるようです。人間は、世界トップレベルのクロールの選手で9km/h。陸上の世界最速でさえも、38Km/hです。なお、陸上で受ける抵抗は、水中の抵抗の1/9です。

鯨類と人間の泳ぐ速さ比較。60Km/hのマイルカ・9Km/hの人間

泳ぎ方
魚は尾ビレを横に振って泳ぎます。対して鯨類は、尾ビレを縦に振って泳ぎます。
魚類、両生類、爬虫類は、体を横に振って移動します。対して哺乳類は体を縦向きに振って移動します。例えば人間は泳ぐとき、体を横に振らず、バサロ泳法(潜水泳法)のように縦に動かします。猫や犬なども走るとき縦に腰を曲げて走ります。同様に鯨類は哺乳類なので、縦に体を動かすので、尾ビレは縦に振れるのです。それぞれの類(綱)ごとの骨格が、それぞれの効率的な動きを決定しています。

潜水能力
最も深く潜れるとされているのがマッコウクジラ。水深3,000mまで潜れるとされています。潜水時間は2時間18分。またアカボウクジラは、最大水深2,992mまで潜り、最長222分間(3時間42分)潜り続けたことが確認されています。人間の世界記録は水深202m(2020-11-25)、息止め24分3秒(2015)だそうです。

鯨類の潜水能力比較。3000mのマッコウクジラと202mの人間

第二項 知性

動物の知性の比較は、様々に試みられています。一般的には、脳の重さの比較・脳の重さと体重の比較・脳化指数・自己認識能力等をもって行われます。

脳の重さの比較
 ネコ          30g
 ヒト(女)     1,225g(1.22Kg)
 ヒト(男)     1,375g(1.58Kg)
 イルカ    200g〜2000g(2Kg)
 マッコウクジラ   9,000g(9Kg)
ゆえにイルカやクジラは人間より知的である、と主張する人々もいます。しかし、これは体の大きさが考慮されていません。

脳の重さと体重の比較(脳の重さ:体重)
 アリ      1:7
 ネコ      1:100
 ヒト      1:40
 イルカ     1:50
 マッコウクジラ 1:3300
これでみますと、アリや小鳥の方が人間より脳の大きさが大きくなります。

脳化指数(EQ)
脳化指数は、数式([EQ] = [定数] × [脳の重量] ÷ [体重]2/3)用いて、脳の重さが、体重に対しどれくらいあるかかを表したものです。ネコを1とする式が一般的です。
 ネコ       1
 ヒト      7.4–7.8
 イルカ     5.3(バンドウイルカ)
 マッコウクジラ 0.58
となります。
EQにも様々な問題があります。
1 脳化指数が同等であっても同等の知性を持っているとは言えない
2 脳化指数が高くてもより高い知性を持っているとは限らない
3 細胞の大きさ自体が異なる、等々

自己認識
自己認識できる動物はかつては人間だけだと思われていました。しかし現在では、大型類人猿(チンパンジー、ボノボ、オランウータン、ゴリラ)、ゾウ、バンドウイルカ、シャチ、などが、自己認識できることがわかっています。さらには魚が自己認識している可能性を示唆する研究も行われています。
[URL:鏡の中の自分がわかる魚を初確認、大阪市大:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091300402/?P=1
一方、大型のクジラや人前にあまり姿を表さない鯨類に関しては、自己認識能力があるかどうかを確認することは難しいでしょう。

他にも、脳のシワが多いことと、知性の高低は比例するとされ、人間の脳のシワよりもイルカの脳のシワの方が多いことは、人間よりもイルカの知性の方が高いことを証明している、と言われることもあります。

これら議論は、人間の優越性を守るために行われたり、逆に動物を擁護する目的のために行われます。
ただし、これらの指標は倫理的な指標となるものではありません。脳の大小や能力の優劣によって相手の価値を判断することは、倫理的ではないからです。

第三項 心

ここでは「心」を、感情、意思、気持、思いやり、望みなどとします。
お母さんが、子供の世話をしたり、守ったりする心の働きを、人間には「愛」という言葉を使い、動物には「本能」という言葉を使います。本当は、人間も動物もどちらも「愛」です。

動物は、楽しいことがあったら喜び、悲しいことがあったら悲しみ、攻撃されたり嫌なことをされたら怒り、大きな物音に驚き、怖かったら恐れます。これは感情です。
動物は、食べたいものがあったら手に入れようとし、子供を傷つけられようとしたら守り、行きたいところへ行き、移動したいと思ったら移動します。これは意思です。
動物は、動物や人間を好きになり、大切に思い、好きだと思い、感謝します。これは気持ちです。
イルカは、子供が泳げなかったら手伝い、仲間が危険に陥っていたら助け、他種の動物であっても危険だとわかったら助けます。これは思いやりです。
イルカは、家族と一緒にいたいと思い、安心安全でいたいと思っています。これは望みです。

人間には理解できない動物の、逆に動物が理解できない人間の、感情、意思、気持ち、思いやり、望みもあるでしょう。しかし、根本的な心の働きは変わらないように思います。
動物、鯨類には明らかに心があります。
人類は、そして社会は、動物には心があるという現実を受け止め、新たな認識・価値観に基づいた倫理観、社会システムを再構築することになるでしょう。

第三節 鯨類共通

第一項 社会生活

第二項 行動

第三項 イルカの攻撃性

第四項 地球環境を改善するクジラたち

目黒峰人

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『イルカ・クジラ解放』

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『 イルカ・クジラ解放 』 第一部 イルカ・クジラ 第二章 奇跡の存在

アイキャッチ画像 第一部イルカ・クジラ解放 第二章奇跡の存在

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≫ 第二章 奇跡の存在
 ≫ 第一節 イルカ
 ≫ 第二節 コミュニケーション
  
≫ 第一項 人間とのコミュニケーション
  
≫ 第二項 他の動物とのコミュニケーション
 
≫ 第三節 イルカとの共存
  ≫ 第一項 日本
  ≫ 第二項 イルカと協力して漁を行う
 ≫ 第四節 人間を助けるイルカたち
  ≫ 第一項 昔
  ≫ 第二項 現在
  ≫ 第三項 人間を助ける動物たち
  ≫ 第四項 なぜ動物は人間を助けるのか、なぜ人間は動物を助けるのか

第二章 奇跡の存在

概要

ここでは、イルカが非常に興味深く、稀有な存在であるとわかるエピソードを挙げます。
もちろん、イルカが特に素晴らしい存在だから大切にするべきだと言っているわけではありません。たとえ人間とって、あるいは個人的な価値観から見て素晴らしい存在とは感じなかったとしても、あらゆる動物を尊重するべきです。
我々人類は、自分の感性で判断し、自分の価値基準で判断してしまいます。しかし、人類の感覚や能力は極めて限定的で、知覚外にある現実は理解どころか認識もできません。
我々人類は、不完全で未熟な存在です。であれば、わからないことはわからないまま尊重したほうが良いでしょう。すべての存在は奇跡の存在です。

第一節 イルカ

イルカは歯のあるクジラ

クジラは、ヒゲクジラとハクジラに分けられます。ヒゲクジラ(髭クジラ)は、口の中にひげ板と言われる繊維質の幕が生えています。ハクジラ(歯クジラは、文字通り口の中に歯が生えています。イルカはハクジラです。

イルカたちには名前がある

イルカたちは、シグナチャーホイッスルと呼ばれる音で、お互いの名前を呼び合っています。例えば「ピーピー」というホイッスルは誰、「ピーピー・ピー」は誰、というように。イルカの子ども達は、生後数か月以内に自分の名前を発します。群れから離れると名前を呼んで呼び戻し、これまで会ったことがない群れと会うと、お互いに名前を言って自己紹介します。20年ぶりに再会したイルカでも名前を覚えています。

ホイッスルネーム


マッコウクジラも、お互いを名前で呼ぶことがわかっています。鯨類は海に住み、ゆえに研究が難しい生き物です。他の鯨類も名前で呼びあっているかもしれませんね。
考えてみれば、名前はイルカや人間のように音でなくても良いはず。匂いや動きが名前の役割を果たしている動物もいるでしょう。

イルカは音の動物

イルカは、人間が知覚できる音をはるかに超えた様々な音を使ってコミュニケーションしています。
[本文参照:第一部 第三章 第三節「鯨類共通」]
音は周波数、ヘルツ(Hz)で表されます。数字が低いほど低い音、高いほど高い音です。
空気中の音の伝達速度は340m/s。一方、水中での伝達速度は1500m/s。4.4倍の速さで伝わります。クジラは数千km離れていてもコミュニケーションできるとも言われています。

周波数比較:鯨類と人間の 可聴域と声域

可聴域:イルカの可聴域は、20Hz〜160,000Hz。シロナガスクジラの可聴域は、7Hz〜35,000Hz。一方、人間の可聴域は、20Hz〜20,000Hzです。 人間が聞こえない低い音を超低周波音、人間が聞こえない高い音を超音波と呼びます。シロナガスクジラは、人間にはまったく聞こえない低周波も超音波も聴いています。イルカは人間の可聴域をはるかに超えた超音波を聞いています。
声域:ハクジラが発することのできる音は20Hz〜160,000Hz。ヒゲクジラは15Hz〜20Hzとされています。一方、人間が発することのできる音は100Hz~1000Hzです。

クジラたちの出す音で、私たちが認識できる音はほんの一部。私たちが聞くことができない音を使い、想像をはるかに超えた距離でクジラたちはコミュニケーションを取っています。私たちがそれを知ったのはつい最近です。

エコーロケーション

イルカたちは超音波を使って、エコーロケーションを行います。エコーロケーションとは、超音波を相手に発して、相手に当たって返ってきた音で、形、場所、距離、それは何か、を知る能力です。エコーロケーションが行えるのはハクジラのみです。ヒゲクジラはエコーロケーションできません。

妊娠していることがわかっているかもしれない

つまり、もしあなたが妊娠していたら、イルカたちはあなたのお腹の中の赤ちゃんを見ているかもしれません。彼らはエコーロケーションを使い、形を”見る”ことができます。胎内の赤ちゃんを画像化するためのエコー検査と同じ原理です。二つの心臓を持つ人間がいたらそれは妊娠していることを示しています。イルカたちは妊娠している女性に興味を持ち近づいてくることが知られています。

図:エコーロケーション

クジラの歌

クジラは”歌”を歌います。有名なのはザトウクジラの歌。ザトウクジラの歌には流行りがあり、時期によって歌は変化します。とても落ち着く神秘的な歌。わたしは仕事中やリラックスしたい時に聞いています。
1977年に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャー1号と2号には、地球の様々な音や、世界各国の様々な言語や歌が収録されたレコード、ゴールデンレコードが乗せられています。その中にはザトウクジラの歌も収録されています。

ザトウクジラの歌
なぜクジラは歌うのか?

ナーサリーポッド

ポッド(Pod)とは、家族や親戚、仲間の集まりです。イルカの種類によっては、ナーサリーポッドと呼ばれる女性と子どもだけの群れを作るイルカがいます。これは、子育てのポッドです。初めて子どもを産んだ女性は、子育ての仕方を知りません。なので、おばあちゃんや年配の女性が子育ての仕方を教えます。人間と同じですね。
また、赤ちゃんは泳ぎ方が上手くないので、空気を吸うために水面に上がることが苦手で、溺れてしまうことがあります。その時は、お母さんがおんぶして赤ちゃんを背中に乗せ、海面に上がり、呼吸を手伝ってあげます。しかし、お母さんが疲れてしまうときがあります。そんな時は、他の女性が代わってあげて赤ちゃんをおんぶして呼吸をさせます。
お母さんがお腹が空いて、魚を取りに行っている間は、他の女性が赤ちゃんの面倒をみます。
このように助け合って子育てをするためのポッドがナーサリーポッドです。
動物には、子どもを産めなくなると寿命終わる動物と、子どもを産めなくなっても生き続ける動物がいます。後者は、社会的に進化している動物と考えられています。人間は後者。コビレゴンドウやバンドウイルカなども後者です。子どもを産めなくなっても、おばあちゃんが子育てを教え、手伝います。

混合ポッド

イルカは種類を超えてポッド、グループを作ることがあります。バンドウイルカとハナゴンドウのグループ、バンドウイルカとコビレゴンドウのグループ、スジイルカとハナゴンドウのグループなどがあります。マッコウクジラと、脊柱側弯症(せきついそくわんしょう)のバンドウイルカが一緒にいるところも撮影されています。マッコウクジラが守っているようにも見えます。

マッコウクジラと脊柱側弯症のバンドウイルカ


このようなグループを作る理由として、敵から身を守るため、採餌に有利なためなどと推察がされていますが、確かなことはわかりません。ただ一緒にいたいから、心地よいからかもしれません。

養子

イルカたちは、他のポッドからはぐれた子どもや、一人でいる、母が死んでしまったかもしれない子どもを”養子”にして、自分たちの子どもと一緒に育ててあげることがあります。場合によっては、他の種の子どもを仲間に入れて育てることもあります。

バンドウイルカがカズハゴンドウの孤児を育てる


かつては、他者の子供を育て、養子にするのは人間独自の行動だと考えられていました。同様にかつては、感情があるのは人間だけ、痛みを感じるのは人間だけ、道具を使えるのは人間だけ、コミュニケーションしているのは人間だけ、と、人間だけが考えていました。

道具

道具を使うイルカもいます。

泥の輪漁(Mud ring fishing)

泥を煙幕として使います。これは魚の群れを見つけると、その群れを囲むように、泥を巻き上げながら泳ぎ、泥で魚を閉じ込め捕獲します。泥からジャンプして逃げようとする魚は周りに集まっているイルカたちが捕獲します。

泥の輪漁

海綿(Sponge)

オーストラリアには、海綿をくわえ、砂地を掻き回し魚を追い出し、食べるイルカたちがいます。これはエコーロケーションが使いにくいタイプの魚を捕まえるためと考えられています。このイルカたちは「The Dolphin Sponge Club」とも呼ばれています。

海綿を使って魚を探す

イルカのサーフィン

イルカはサーフィンが好きです。波に乗り、ジャンプする姿は楽しそうで、美しいものです。サーファーと一緒にサーフィンしている姿も見られます。太地町の隣、新宮市熊野川の河口のサーフスポットでも、イルカがサーファーとサーフィンしているそうです。

イルカとサーフィン

文化

つまり、イルカやクジラの社会には、漁や子育て、遊びなど文化があります。さらには、地域やポッドごと、グループごとに独自の文化を継承しています。
[第三部 第五章 第三節 イルカの文化]

第二節 コミュニケーション

第一項 人間とのコミュニケーション

何千年もの間、野生のイルカは人間と関わってきました。そしてそれは、今も続いています。(* 野生のイルカに人間が関わることの是非には議論があります。)

エジプト、紅海で人間と触れ合うイルカ
ハワイ、子どもの頃からイルカとの友情を育む女性


ただし、[第三章 第三節 第三項 イルカの攻撃性]で触れるように、イルカは人間を攻撃することもあります。イルカは人間と同様、複雑な感情、思考、行動を持つ生き物でです。

第二項 他の動物とのコミュニケーション

イルカと他種の動物がコミュニケーションしている事例を挙げます。別種の動物同士のコミュニケーションは非言語で行われます。人類と動物のコミュニケーションも非言語です。私たち人類同士でも、言語コミュニケーションが1割、非言語コミュニケーションが9割と言われています。非言語コミュニケーションは、観察能力と共感能力を高めることで開かれます。

イルカと猫
イルカと犬
イルカ(JOJO)と犬

[URL:イルカとリス:https://youtu.be/921A8__YxkA

第三節 イルカとの共存

第一項 日本

日本には、イルカと共存している場所があります。東京都の御蔵島(みくらじま)、利島(としま)、熊本県の天草(あまくさ)が知られています。

御蔵島(みくらじま)

現在150人前後のミナミハンドウイルカが住んでいます。イルカたちは固体識別されており、人数の増減も把握されています。いなくなったイルカが千葉の海を泳いでいたことがあったり、数十人が一度にいなくなったりすることもあるそうです。どこかに集団移住するのかもしれないと言われています。また、鴨川シーワールドが捕獲監禁したミナミハンドウイルカは、御蔵島から泳いできたイルカではないかと推察されています。

御蔵島ドルフィンスイム
利島(としま)

20人ほどのイルカが住んでいるそうです。1998年には、母親ココ・子供ピコが「利島心(しん)住民」一号として、特別住民台帳に登録されました。

利島ドルフィンスイム
天草(あまくさ)

ミナミハンドウイルカが暮らしています。陸地からイルカが見えることもあります。天草では昔からイルカを捕獲したり食べたりする文化はなかったそうで、現在ではドルフィンウォッチングが行われおり、イルカを殺すことはありません。しかし、ドルフィンウォッチングの船はポッドのすぐそばまで近寄り、離れると追いかけ、観光客がよく見えるようにポッド包囲します。その行為には、イルカに対する配慮や尊重が感じられず、人間の客に対するサービスに集中しているようでした。世界標準の規制が必要でしょう。
[URL:天草ドルフィンウォッチング:https://youtu.be/V0A5c2JF-Lw

[URL:MAP:イルカと人間が共存している場所:https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1Ph3cAMOh8AXrV-H8E4rd6KvEGAi6_r4Y&usp=sharing

[MAP:イルカと人間が共存している場所_日本]

MAP:イルカと人間が共存している場所_日本

第二項 イルカと協力して漁を行う

世界中に、イルカと人間が協力する漁、人間がイルカの漁を利用して行う漁、イルカが人間の漁を利用して行う漁があります。
紀元前2世紀の詩人オッピアンは、エーゲ海で行われていた、イルカと人間が協力する漁について記述しています。夜の漁で、イルカは人間の乗る船に向かって魚を追い、人間が捕まえ、イルカにも分けるという漁です。紀元前からイルカと人間は一緒に漁をしていました。

[イルカと人間が協力する漁]

ミャンマー イラワジ川:イラワジイルカ
漁師が船の縁を叩くと、カワイルカ(イラワジイルカ、CR 絶滅寸前)が魚を追って来ます。イルカは尾びれで水面を叩いて、漁師に知らせます。その合図で網を投げ入れ、魚を取るという漁です。

ミャンマー、イラワジ川の漁

ブラジル ラグナ:バンドウイルカ
バンドウイルカたちが、漁師たちが網を持って待ち構える場所まで、魚を追ってきます。イルカが尾びれで水面を叩いて合図をし、漁師たちは網を投げ、魚を取ります。

ブラジル、ラグナの漁
ブラジル、ラグナの漁

モーリタニア バンクダルガン国立公園:アフリカウスイロイルカ
世界遺産であるバンクダルガン国立公園には、野鳥や鯨類などさまざまな動物が住んでいます。環境保護の観点から、一般人の立ち入りが禁じられ、車で入ることも許されていません。その公園内に唯一住むことを認められてるイムラゲン人は、アフリカウスイロイルカと協力して漁を行なっています。彼らが海面を叩くと、イルカたちが海岸にむかってボラなどを追ってきて、イムラゲン人たちは網を使って捕獲します。

モーリタニア、バンクダルガン国立公園の漁

これらの事例で共通する解釈は、イルカは漁師の網に入らなかった魚を取って食べるので互恵関係であるという解釈です。しかし本当にそうなのでしょうか。言うまでもなく、イルカたちは自分たちだけで魚を捕まえることができます。

[人間がイルカの漁を利用して行う漁]

昔も今も、イルカが魚を追い、そのイルカを目印に人間が魚を取りに行く漁が行われています。

日本 瀬戸内海:スナメリ
瀬戸内海では、スナメリを目印にスナメリ網代漁という漁を行っていました。スナメリがイカナゴやイワシを追うと、彼らは海底に逃げ、それを取ろうと海底からタイやスズキが上がってきます。それを狙うのがスナメリ網代漁。この漁が行われていた直径3Kmの海面は、現在「スナメリクジラ回遊海面」として天然記念物となっており、スナメリが多く住んでいるそうです。また公害により汚染された瀬戸内海からスナメリが姿を消して行ったことで、スナメリは環境保護のシンボルとなっています。[第二部 第二章 イルカを殺す人々]

[URL:MAP:イルカと人間が共存している場所:https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1Ph3cAMOh8AXrV-H8E4rd6KvEGAi6_r4Y&usp=sharing紫色のピン)

MAP:イルカと人間が共存している場所_イルカと人間の漁が行われている場所
MAP:イルカと人間が共存している場所_イルカと人間の漁が行われている場所

第四節 人間を助けるイルカたち

第一項 昔

イルカは、昔から人間を助けてきました。イルカによる人間の救助は、古代ギリシャの神話にも描かれています。
一例を挙げると、
・アリオンの伝説[第一部 第一章 第一節 神話]
・ディオニュソスの神話[第一部 第一章 第一節 神話]
・アポロの神話:オリュンポス十二神の一人であるアポロはイルカ(Delphinius)に変身し、クレタ島の司祭をギリシャのデルフィ(Delphi)(現デルポイ)に運びました。

プリニー・ザ・エルダー(23-79CE:ローマの博物学者で哲学者)

37冊からなる百科事典を書きました。 その中に、イルカと人間の友情の物語が蒐集されています。
・貧しい少年とイルカの友情の物語
少年は、イルカに「シモ」と名付け、友達になりました。シモは、少年来ると背中に乗るように促し、学校に送ってあげ、帰りも連れて帰っていました。このような友情が数年続いたある日、少年は病気になり、そして死んでしまいました。イルカは長い間待っていましたが、やがて悲しみのあまり死んでしまいました。
・人間と交流したイルカの物語
北アフリカ、ヒッポという町の湾に、イルカが住むようになりました。イルカは、人間を背中に乗せたり、遊んだりして人気者になりました。町は訪問者で溢れかえり、混乱しました。町の人々は、観光客が押し寄せることを終わらせようとし、イルカを殺しました。後に[第一部 第三章 第五節 第二項 有名なイルカ]で述べるように、まったく同じことが現代でも起こっています。
他にもイルカと人間の物語が集められています。

プルタルコス(46-119CE:ギリシャの哲学者、歴史家)

イルカが人間を背中に乗せて助けたエピソードや、船が遭難した時船首に現れたイルカが、船を陸地まで誘導したなど、様々なエピソードを残しています。プルタコスは、「自然は、イルカだけに最高の哲学者たちが求めるものを与えました。それは無償の友情です。」と述べています。

パウサニアス(110-180CE:ギリシャの地理学者)

パウサニアスによって書かれた神話は有名です。
・タラスの神話:難破した船に乗っていたタラスは、彼の父親が送ったイルカによって救出されました。 タレンタム(現ターラント。イタリアのかかとの付け根にある町)という名前は、彼の名前を冠してつけられました。[第一部 第一章 第二節 壁画]の510BC – 209BCに示した、イルカに乗った人物が刻まれているコインは、このタレンタムで使用されたものです。

第二項 現在

そして現在も、イルカやクジラは世界各地で人を助けています。

イルカが人間を助ける

かつては神話や物語として伝えられてきたことが、インターネットの発達により現在では実際の動画で見ることができます。
・イルカが、サメに襲われそうになっているダイバーを助けるために、サメを遠ざける。

イルカが、サメからダイバーを助ける

・ザトウクジラが、サメの存在に気づいていないダイバーの周りを泳ぎ、守る。

ザトウクジラがダイバーを守る

・イルカが、溺れている男の子を岸まで連れて行く。
[URL:https://00m.in/qUcZN(アイリッシュタイムズ)

人間がイルカを助ける

人間がイルカを助けることもあります。
・イルカを助けたら、イルカの仲間たちが感謝を伝えるような振る舞いを見せる。

イルカが感謝を伝える

第三項 人間を助ける動物たち

イルカの他にも様々な動物が人間を助け、また、様々な非言語コミュニケーションを使い、人間に気持ちを伝えています。

動物が人間を助ける

・ゴリラのハランベが人間の子どもを助ける。ハランベはこの後殺されてしまいました。

ゴリラのハランベが人間の子どもを助ける

・人間に助けられたタコが、人間に感謝を伝えるような振る舞いを見せる。

・人間に助けられたゾウが、人間に感謝を伝えるような振る舞いを見せる。

動物が他種の動物を助ける

動物が他種の動物を助ける、助けようとすることもあります。
・犬が、釣られて陸に上げられた魚に水を掛けて助けようとする。

第四項 なぜ動物は人間を助けるのか、なぜ人間は動物を助けるのか

なぜクジラやイルカは人間を助けるのか、動物は他種の動物を助けるのか、気持ちを伝えようとするのか、人々、特に学者や研究者やは驚き、原因を求め、苦悩します。「イルカは、人間をイルカの子供だと思っているのではないか」「死んだイルカを背中に乗せる習性があるから勘違いしているのではないか」。

私はこういう話を聞くたびに、新大久保駅乗客転落事故を思い出します。上記のような学者や研究者は、線路に落ちた人を助ける人を見て「自分の子供と勘違いしたからではないか」などと考え、目の前で轢かれていくのをぼんやり見ているのかもしれないと思います。
危機に陥っている誰かをを守りたい、苦しんでいる誰かを助けたい、という湧き上がってくる気持ちと、それを行動に移す勇気を、どう科学的に証明しようというのでしょう。

魚に水を掛けて助けようとする犬と、殺された魚のために泣く人間、何の違いもありません。

・子どもが、殺された魚のために泣く

子どもが、殺された魚のために泣く

・子どもが、友達のニワトリのために泣く

子どもが、友達のニワトリのために泣く

・男の子が、友達のヤギを助けようとする

男の子が、友達のヤギを助けようとする

・ニワトリを守ろうとする子どもたち

ニワトリを守ろうとする子どもたち

目黒峰人

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『イルカ・クジラ解放』

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『 イルカ・クジラ解放 』 《参考文献》

『イルカ・クジラ解放』 参考文献

連載『 イルカ・クジラ解放 』
≫ もくじ

第一部 イルカ・クジラ

第一章 神話〜現代

第一説 神話

Herodotus, The Histories A. D. Godley, Ed., Perseus Digital Library, 2021-10-15, http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:abo:tlg,0016,001:1:24
Theoi Project, Delphin, 2021-10-15, https://www.theoi.com/Ther/Delphin.html
Hymn 7 to Dionysus Hugh G. Evelyn-White, Ed., Perseus Digital Library, 2021-10-15, https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%253Atext%253A1999.01.0138%253Ahymn%253D7
DionysosWrath1, Theoi, 2021-10-16, https://www.theoi.com/Olympios/DionysosWrath.html
Oppian, Halieutica or Fishing(p495-p507), 2021-10-15, https://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Oppian/Halieutica/5*.html
海豚参詣, Wikipedia, 2021-10-15.

第二節 壁画

Brunilde S. Ridgway, Dolphins and Dolphin-riders, 1970, 2021-10-16, https://repository.brynmawr.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1145&context=arch_pubs

第二章 奇跡の存在

第一節 イルカ

イルカの「個人名」を聞いてみよう,2013.07.25, 2021-05-05, WIRED, https://wired.jp/2013/07/25/dolphin-signature-whistles/
Sperm whales have names for each other, 2011-05-17, TrontoStar, https://www.thestar.com/news/world/2011/03/17/sperm_whales_have_names_for_each_other.html
Male dolphins use their individual ‘names’ to build a complex social network, ?, 2021-05-05, https://theconversation.com/male-dolphins-use-their-individual-names-to-build-a-complex-social-network-97780
Signature whistle, Wikipedia, 2021-05-05.
秋山順子, ヒトとイルカのコミュニケーションに関する研究 : イルカの発する鳴音の解析,
, 2005-03-12 , 2021-05-16, https://ci.nii.ac.jp/naid/500000336170/
Dolphins may be able to ‘see’ pregnant women’s fetuses, NBCNews, 2013-07-11,2021-05-05, https://www.nbcnews.com/sciencemain/dolphins-may-be-able-see-pregnant-womens-fetuses-6c10604070
クジラの歌, Wikipedia, 2021-05-17.
Cross-genus adoptions in delphinids: One example with taxonomic discussion, WileyOnline, 2019-06-25, 20210525, https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/eth.12916
イルカが単独で「泥の輪漁」、珍しい映像, National Geographic, 2018-07-30, 2021-06-10, https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/072700209/
Virginia Morell, Why Dolphins Wear Sponges, 2011-07-20, 2021-06-10, AAAS, https://www.sciencemag.org/news/2011/07/why-dolphins-wear-sponges

第二節 コミュニケーション

第三節 イルカとの共存

利島ドルフィンプロジェクト, 2021-06-29, http://toshimadolphinproject.web.fc2.com/introductionandgreeting.htm
Oppian, Halieutica or Fishing, 2022-01-15, https://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Oppian/Halieutica/5*.html
染田屋竜太, イルカと人が…「おとぎ話」のような漁法に危機 最後の4人の願い, withnews, 2018-04-14, 2021-05-05, https://withnews.jp/article/f0180414000qq000000000000000W06s10101qq000017091A
カワゴンドウ, Wikipedia, 2021-05-05.
漁師を手伝うイルカ イルカ同士も強い仲間意識, 2019-05-31, 2021-05-05, ナショジオ動画, https://style.nikkei.com/article/DGXMZO45052440R20C19A5000000/
新大久保駅乗客転落事故, Wikipedia, 2021-10-15.

第四節 人間を助ける

Pliny the Elder, The Natural History John Bostock, M.D., F.R.S., H.T. Riley, Esq., B.A., Ed., Perseus Digital Library, 2021-10-17, http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.02.0137%3Abook%3D9%3Achapter%3D8
Plutarch, Moralia, Whether Land or Sea Animals are Cleverer(36), 2021-10-17, https://penelope.uchicago.edu/Thayer/E/Roman/Texts/Plutarch/Moralia/Intelligence_of_Animals*/C.html

第三章 イルカ・クジラとは

第一節 鯨類(クジラ亜目)

第二節 身体・知性・心

Nina Gallo, Best Swimming Animals In The World | Aurora Expeditions™, 2021-01-05, 2021-05-27, https://www.auroraexpeditions.com.au/blog/olympic-swimmers-of-the-animal-kingdom/
魚の泳ぐ速度(遊泳速度), 国立国会図書館, 2020-07-21, 2021-06-08, https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-400314.php
哺乳類最強の潜水能力?アカボウクジラ, National Geographic, 2014-03-28, 2021-05-27, https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9077/
3時間42分にわたって潜水するクジラが確認される, Newsweek, 2020-09-39, 2021-05-27, https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/342-1.php
イルカ・クジラ入門 5 ~イルカ・クジラはどのくらい潜る?~, えのすいトリーター日記, 2012/09/08, 2021-06-08, https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=02429
Encephalization quotient, Wikipedia, 2021-06-06.
Brain-to-body mass ratio, Wikipedia, 2021-06-06.
脳化指数, Wikipedia, 2021-06-06.
LORI MARINO, Cetacean Brains: How Aquatic Are They?, 2007, 2021-06-06, https://anatomypubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/ar.20530
新見嘉兵衛, 神経解剖学 朝倉書店:指定教科書, 2021-06-06, http://www.actioforma.net/kokikawa/anatomy/academic/niimi8-9.html#:~:text=%E3%83%92%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%AF%E8%84%B3%E9%87%8D%E3%81%AF,%E3%81%AE1%2F28%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
斎藤基一郎, ヒトの脳と高等哺乳動物脳の比較解剖学, 2021-06-06, https://www.jstage.jst.go.jp/article/uekusad/2/0/2_KJ00008211159/_pdf/-char/ja

第三節 鯨類共通

Social-Solitary-Ccetaceans, Marine Connection, 2021-06-11, https://marineconnection.org/social-solitary-cetaceans/
‘Lonely’ dolphin making human friends, but experts ask swimmers to stay away, The Gardian, 2014-01-07, 2021-06-11, https://www.theguardian.com/environment/2014/jan/07/lonely-dolphin-making-human-friends-but-experts-ask-swimmers-to-stay-away
FLIPPING TERRIFYING Aggressive dolphin attacks are on the rise as 10-year-old is mauled on family holiday, The SUN, 2019-11, 2021-06-09, https://www.thesun.co.uk/news/10495456/aggressive-dolphin-attacks-on-rise/
Evidence puts dolphins in new light as killers, New York Times, 2019-06-06, 2021-06-10, https://www.nytimes.com/1999/07/06/health/evidence-puts-dolphins-in-new-light-as-killers.html
自然界が示す気候変動の解決法 クジラ保護政策が温室効果ガスと地球温暖化の抑制につながる可能性, IMF, 2019-12, 2021-06-09, https://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/fandd/2019/12/pdf/Chami.pdf
鯨骨生物群集, Wikipedia, 2021-06-09.

第四節 ヒゲクジラ

Peter Hannam, ’Sea of whales’: First sightings off Australia of huge humpback pods, THE SYDNEY MORNING HERALD, 2021-06-04, 2021-06-07, https://www.smh.com.au/environment/conservation/sea-of-whales-first-sightings-off-australia-of-huge-humpback-pods-20210602-p57xc9.html
THE STORY OF MIGALOO, Pacific Whale Foundation, 2019-08-19, 2021-06-06, https://www.pacificwhale.org/blog/migaloo/
52ヘルツの鯨, Wikipedia, 2021-06-10.

第五節 ハクジラ

Sarah Gibbens, 集団で「立ち寝」をする巨大クジラ、熟睡中?, National Geographic, 2017-08-09, 2021-06-01, https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/17/080800185/
Pelorus Jack, Wikipedia, 2021-06-11.
Tião, Wikipedia, 2021-06-11.
Opo (dolphin), Wikipedia, 2021-06-11.
Moko (dolphin), Wikipedia, 2021-06-11.
アルビノのバンドウイルカ「スピカ」, 太地町立くじらの博物館, 2015-03-10, 2021-06-10, http://www.kujirakan.jp/pdf/201503_spica.pdf

第六節 生態(暮らし)

第一項 クジラ[母船式捕鯨捕獲対象種]

第一目 ミンククジラ

Minke Whale, NOAA Fisheries, 2021-12-03
, https://www.fisheries.noaa.gov/species/minke-whale
Minke whale, IWC, 2021-12-03, https://iwc.int/minke-whale
Minke whale, Wikipedia, 2021-11-30.
ミンククジラ, Wikipedia, 2021-11-30.
宇仁義和, 1930-50 年代における日本の水族館での鯨類飼育, 博物館学雑誌 第40巻 第2号, 2015-04, 2021-12-02
, https://nodaiweb.university.jp/muse/unisan/files/uni_2015_whalekeep_rfs.pdf
鈴木克美, 海・人・自然(東海大博研報), 2003-11-29, 2021-12-02, https://www.muse-tokai.jp/wp/wp-content/uploads/2017/09/bulletin_05.pdf
海棲哺乳類ストランディングデータベース, 国立科学博物館, 2021-12-02, https://www.kahaku.go.jp/research/db/zoology/marmam/drift/detail.php?id=106

第二目 ニタリクジラ

Bryde’s Whale, NOAA Fisheries, 2021-12-03, https://www.fisheries.noaa.gov/species/brydes-whale
Bryde’s Whale, IWC, 2021-12-03, https://iwc.int/brydes-whale
Bryde’s whale, Wikipedia, 2021-12-03.
ニタリクジラ, Wikipedia, 2021-12-03.
ニタリクジラ 北西太平洋, 平成 30 年度国際漁業資源の現況, 水産庁 水産研究・教育機構, http://kokushi.fra.go.jp/H30/H30_52.pdf

『 イルカ・クジラ解放 』 はじめに

タイトル:はじめに

≫ 1 本連載の目的
≫ 2 言葉の定義
≫ 3 本書の構造・サマリー
≫ 4 イルカ・クジラと日本人

1 本連載の目的

目的は、 イルカ・クジラ解放 。
本連載の役割は、イルカ・クジラ解放 活動 の基盤構築です。

イルカ・クジラ解放 活動の基盤構築

イルカ・クジラそのものについての知識、人間による搾取・歴史、イルカ産業や捕鯨産業に関する知識などを共有した上で、現在行われている活動を分析し、イルカやクジラの側に立った視点、イルカ・クジラ解放活動の考え方や活動のヒントを提案します。

ターゲットとする読者

すでに イルカ・クジラ解放 活動を行っている人、活動を行いたいと思っているが行動を起こしていない人、現実を知ることで行動を起こすかもしれない人です。
これまでの動物活動は、極少数の人々だけが知識やスキルを持つ属人的なものでした。日本の鯨類に関する活動の歴史は長いですが、継承は不十分です。新たに活動を始める人々が0から出発し、各自トライ&エラーをするのではなく、蓄積された知識や考え方の土台の上からスタートできるようにします。

2 言葉の定義

[ イルカ・クジラ解放 とは]

水族館に監禁利用され、イルカ漁や捕鯨によって捕獲・殺害されるイルカやクジラたちを、人間の手から解放し、尊厳・権利・自由を取り戻すことです。

[ イルカ・クジラ解放 活動 とは]

イルカ・クジラに関して、水族館による監禁利用、イルカ漁・捕鯨による捕獲殺害を終わらせ、人間の手から解放し、尊厳・権利・自由を取り戻すために行う活動のこと。動物解放活動の一分野。
イルカやクジラを解放するためには、イルカやクジラを守りたいという意志を持つ人を増やし、その意志を社会の大多数のものとする必要があります。イルカ・クジラ解放は、人間を変える活動によって達成されます。
解放活動には、社会・消費者への啓発、産業・行政・政治家への働きかけ、署名、SNSでの発信、パネルアクション、デモ等があります。
本書の執筆も イルカ・クジラ解放 活動 の一つです。

[ イルカ・クジラ解放 活動家 とは]

イルカ・クジラ解放 活動 を行う人々。イルカ・クジラ解放 を目的とし、鯨類、産業や社会システム、解放活動についての十分な知識と、強力な意志を持ち、目的達成のために表現し行動する活動する人々のこと。

[イルカ・クジラ利用問題(鯨類利用問題)]

人間が動物を利用搾取することによって発生する問題を「動物利用問題」と呼びます。そのうち、イルカ・クジラを利用することによって発生する問題を「イルカ・クジラ利用問題(鯨類利用問題)」と呼びます。

[イルカ・クジラ、鯨類、人]

本書ではイルカ・クジラをまとめて、鯨類(げいるい)と記述することがあります。「鯨類」は、分類学的にはクジラ目のことを指す、慣習的な呼称です。
また、動物を数えるとき、一人二人と数えます。動物は人と同等の権利や尊厳を持つ存在であると示すためです。

3 本書の構造・サマリー

『 イルカ・クジラ解放 』:本書の構造
『 イルカ・クジラ解放 』:本書の構造

第一部 イルカ・クジラ

知っているようで知らないイルカ・クジラたち。ギリシャ神話に描かれるイルカ、鯨類の驚くべき能力やコミュニケーション方法、鯨類の感情や愛情、古代から続くイルカによる人間の救助、そして主な鯨類の暮らしや特徴まで、鯨類について学びます

第二部 人間

人類と鯨類の歴史を辿り、考察します。鯨類をめぐる歴史は、鯨類を守ろうとする人々と、利用搾取する人々のせめぎ合いの歴史でした。それぞれの立場を分析した上で、新しい考え方である動物解放の立場による鯨類擁護について詳述します。

第三部 イルカ漁・捕鯨

イルカ・クジラ産業と消費者に、”商品”の供給を行うイルカ漁と捕鯨。動物利用はすべて「蛇口→利用→出口」の流れになっています。蛇口とはイルカ漁と捕鯨。利用とは水族館と食用。出口は死です。動物利用問題は蛇口を閉じることによって終焉します。捕鯨全般について基本情報をまとめた上で、イルカ追い込み漁について詳しく分析します。

第四部 水族館

イルカ・クジラ産業のうち、最も市場が大きい産業「水族館」について分析します。水族館がイルカを手に入れる方法、監禁されたイルカの異常行動、心身の病気、薬漬けの実態など、多くの人が知らない、水族館が知らせない事実を記述します。また、水族館ビジネスに関わる、運営サイドやイルカトレーナー、イルカブローカーやビジネスモデルについて記述します。

第五部 イルカ・クジラ産業

イルカ漁・捕鯨・水族館の周辺産業やそれを支える社会システムについて記述し、全体像を把握します。鯨類の収益化、ビジネスモデルを明確にし、イルカ・クジラ利権について考察します。

第六部 活動分析

鯨類を守ろうとする国内外の活動について情報のまとめと分析を行います。日本でなぜ鯨類保護活動家が嫌われるのか、原因を探り、反捕鯨プロパガンダと、捕鯨産業によるカウンタープロパガンダを分析します。その上で西洋的価値観で行われる活動の功罪、日本人の価値観に基づく活動の可能性を探ります。また、これまでの鯨類保護活動の成果、実際にイルカを解放した事例を紹介します。

第七部 イルカ・クジラ解放

最後に、イルカ・クジラ解放活動を行うにあたって必要となるイルカ・クジラ産業や消費者の将来予測と、活動の実践方法、動物解放団体リブの方針を述べます。活動へのヒントとして活用いただければ幸いです。

4 イルカ・クジラと日本人

日本人の幻想

日本人は自らの姿を知りません。多くの日本人は、自分がイルカやクジラに優しく、親切な人だというセルフイメージ、幻想を抱いています。

現実の日本人

しかし、現実の日本人は、世界で最も鯨類を殺し、食べ、捕獲し、水族館に監禁し、世界に売り飛ばしています。日本は鯨類にとって世界で最も危険な場所なのです。
また、日本は世界で最も水族館が多い国。日本の水族館には合計500人以上のイルカが監禁されています。イルカたちは精神的肉体的苦痛に苦しんでいます。しかし日本人は、その苦しみに気づかず、ショーを見、イルカに触れることが、イルカ好きの証明であるかのように思い込んでいます。
なぜそうなってしまうのでしょうか。もちろん、イルカ・クジラ産業のプロパガンダもあります。しかし根本的な原因は、無意識的にイルカやクジラは尊厳や権利の対象ではなく、人間が好きにしても良い存在だと考えているからです。

日本人はドームに入れられています。ドームは、イルカ・クジラ産業とマスコミが作ったものです。ドームの内側には鏡が貼っており、イルカ・クジラ産業が見せたい幻想、自分たちが見たい姿が見えます。しかし、ドームの外から見ると透明になっており、私たち日本人が何をしているのか一目瞭然です。
ドームの中から見ると、水族館やイルカ漁・捕鯨は、素晴らしい事に思えます。水族館は、イルカたちと会い、触れ合い、絆を繋げる場所。イルカ漁・捕鯨は、日本の伝統文化であり守るべき遺産、イルカ漁・捕鯨を支持することは愛国的態度であるかのように見えます。
しかし、ドームの外から見ると、日本人は、世界で最も鯨類を捕獲し、殺害し、食べ、売り、監禁している、世界で最も鯨類に冷酷で残忍な人々です。

日本人が握るイルカ・クジラの未来

日本人が現実を知ることで、世界の鯨類の運命が変わります。日本人は鯨類に優しいと、いう幻想から、現実に目覚める必要があります。これまで日本人は、数え切れないほどの鯨類に痛みや悲しみを与えてきました。日本人には、自ら、鯨類を解放する責務があります。

無数にある動物利用問題の中で、鯨類利用問題は日本特有の問題です。経済的利益や国家的プライドが複雑に絡み合い、分断と対立を生んでいます。しかしそのような人間の勝手なストーリーの陰で、ただただ犠牲になっているのが鯨類です。鯨類利用問題は海外の活動家や国際機関ではなく、鯨類を利用し破壊してきた日本人自身が、反省し、身を正し、解決する問題です。

本書を読んで、心ある日本人がイルカ・クジラ解放へと一歩を踏み出すことを期待しています。多様性のある人々が、多様性のあるイルカ・クジラ解放活動家となり、多様性のある活動を展開することによって、イルカ・クジラ解放の実現を早めることができるのです。

日本人である地球人

私は、日本を愛する、地球人です。
私は、動物と人類が共存している地球に生きたいと思っています。そこでは動物たちは解放され、自然の中で自由に生き、愛し合い、子どもを育てています。人類は動物たちをやさしく見守っています。平和で穏やかな地球。
そのような地球を実現するために、動物の尊厳と自由を守る日本にしたい。イルカ漁や捕鯨は、日本人の歴史や文化、倫理や権利を象徴するテーマ。イルカ利用問題の解決、イルカ解放は日本にとって、日本人にとって重要な転換点になるでしょう。

目黒峰人

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『イルカ・クジラ解放』

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連載『 イルカ・クジラ解放 』

連載『イルカ・クジラ解放』 表紙

『 イルカ・クジラ解放 』とは

連載の目的は、 イルカとクジラの解放 。
連載の役割は、 活動家のためのイルカ・クジラ解放 活動の基盤構築です。

このページは、『 イルカ・クジラ解放 』の目次です。
以下のリンクから、各記事に飛べます。
連載が進むごとに目次を追加していきます。
最初から読み進めても良いですし、気になるところから読んでも構いません。
イルカ・クジラ解放活動のため、お役立ていただければ幸いです。

目黒峰人

『 イルカ・クジラ解放 』の構造

『イルカ・クジラ解放』の構造

『 イルカ・クジラ解放 』目次

はじめに

第一部 イルカ・クジラ

第一章 神話〜現代

第一説 神話
 第一項 ギリシャ神話
 第二項 イルカと日本神話
 第三項 尊重と殺害、二つの文化
第二節 壁画
 第一項 紀元前(BCE)
 第二項 紀元後(CE)
第三節 現代

第二章 奇跡の存在

第一節 イルカ
第二節 コミュニケーション
 第一項 人間とのコミュニケーション
 第二項 他の動物とのコミュニケーション
第三節 イルカとの共存
 第一項 日本
 第二項 イルカと協力して漁を行う
第四節 人間を助けるイルカたち
 第一項 昔
 第二項 現在
 第三項 人間を助ける動物たち
 第四項 なぜ動物は人間を助けるのか、なぜ人間は動物を助けるのか

第三章 イルカ・クジラとは 1

第一節 鯨類(クジラ亜目)
 第一項 界門項目科属種(かいもんこうもくかぞくしゅ)
 第二項 呼称の整理
 第三項 進化
第二節 身体・知性・心
 第一項 身体
 第二項 知性
 第三項 心
第三節 鯨類共通
 第一項 社会生活
 第二項 行動
 第三項 イルカの攻撃性
 第四項 地球環境を改善するクジラたち

イルカ・クジラとは 2

第四節 ヒゲクジラ
 第一項 生態
 第二項 有名なヒゲクジラ
第五節 ハクジラ
 第一項 生態
 第二項 有名なイルカ

イルカ・クジラとは 3

第六節 イルカ・クジラ種ごとの暮らし・生態
 第一項 クジラ[母船式捕鯨捕獲対象種]
  第一目 ミンククジラ
  第二目 ニタリクジラ
  第三目 イワシクジラ
 第二項 クジラ[基地式捕鯨捕獲対象種]
  第一目 ツチクジラ

イルカ・クジラとは 4

 第三項 イルカ[イルカ突き棒漁捕獲対象種]
  第一目 イシイルカ・リクゼンイルカ
 第四項 イルカ[イルカ追い込み漁捕獲対象種]
  第一目 カマイルカ
  第二目 スジイルカ
  第三目 マダライルカ
  第四目 シワハイルカ
  第五目 バンドウイルカ
  第六目 カズハゴンドウ
  第七目 ハナゴンドウ
  第八目 オキゴンドウ
  第九目 コビレゴンドウ(マゴンドウ・タッパナガ)

イルカ・クジラとは 5

 第五項 イルカ(定住型)
  第一目 ミナミハンドウイルカ
  第二目 スナメリ
 第六項 クジラ(回遊型)
  第一目 ザトウクジラ

イルカ・クジラとは 6


 第七項 シャチ(接束型)

第二部 人類

第三部 捕鯨・イルカ漁

第四部 水族館

第五部 イルカ・クジラ産業

第六部 活動分析

第七部 実践

《参考文献》