【アクション】千葉市動物公園 クラウドファンディング問題/施設への質問と回答

千葉市動物公園に働きかけてくださっている岡田実千代様が、クラウドファンディングに関して電話で質問してくださいました。
クラウドファンディングは7月1日10:00から始まってしまいます。
これが成立したら、イノシシが殺されて成立するシステムが固定されてしまいます。
動物園に、ご再考いただきたいと思っています。

《参考》

『声を届けてください: 動物を守る立場である動物園が、動物を殺そうとしています』

ご対応いただいたのは千葉市動物公園企画広報官の方です。

Q. クラウドファンディングの使い道の一つは駆除されたイノシシやシカを加工処理するための費用ということですが、請け負う加工会社はALSOK千葉株式会社で、この会社は、すでに有害鳥獣捕獲も加工もやっているようですが、なぜ、さらに費用がいるのですか?」

A. 「すでに加工をやっている会社ですが、こちらがもらう肉は肉屋で肉を買うのと同じように、ALSOK千葉に代金を支配らわなければならないから。」

Q. 「今までは鳥や馬の死体を与えていると書いてあるので、その費用をあてれば良いのではないですか?」

A. 「イノシシの肉を与えるには、馬や鳥の肉の二倍はかかります。」

Q. 「イノシシの捕獲は誰がやるのですか?」

A. 「ALSOKです。」

Q. 「有害鳥獣捕獲には報奨金も出ているし、加工にも国の補助金が出ているのではないですか?」

A. 「そのあたりは知らない」

Q. 「市も関わっている動物公園ではない?調べたらすぐに分かることも調べもせずに、費用の内訳も説明できないのにクラウドファンディングをしているのか?」

A. 「賛同していただける方に呼びかけているので、賛同していただけない方はいただけないで結構なので、とやかく言われる筋合いはない。」

Q. 屠体給餌で動物福祉、本来の野生の姿が見られる 死体を与えて、本来の姿が見られるのは嘘。
肉に骨や皮がついているのを与えたら、時間をかけて喜んで食べていた。
処理された肉と比べて骨や皮のついた肉で食べるのに時間がかかるのは当然ではないですか?

A. 「そうですね。」

Q. 「分かっていて、動物福祉という言葉を使い追い詰められている野生動物を害獣と呼び、被害があると言えば納得させられると思っている。
野生動物の被害についての啓発にも費用を使うそうですが、農業被害がなぜ起こっているか説明できますか?
捕獲して被害が減っているという検証結果も出してください。啓発するなら、それもすべて知っていないとできませんよね。
動物ファンの皆さんの支援をと呼びかけて、バラバラにされた死体を食べさせるのを喜んで見るのが動物ファンですか。
動物園の動物たちのこと野生動物のこと本当のことを伝えず、バラバラにされた死体を食べるのを子供たちにも見せますか?
費用が倍もかかるなら今まで与えている馬や鳥の死体に骨や毛皮をつけて与えたらどうですか?
害獣で駆除されたイノシシでなければ、馬の生々しい死体はお客さんには見せられませんか?」

A. 「言ってる意味がわかりません。」

不明な点が多いため、岡田さまと共に疑問をまとめて質問状にして提出します。

今回寄付しようとする人が、それは動物福祉などではなく、動物を苦しめてることに気がついてくれることを願います。

どうぞよろしくお願いします。

《声の届け先》

● 千葉市動物公園  鏑木一誠 (かぶらぎ かずまさ)園長

TEL:043-252-1111(代表電話)
FAX:043-255-7116〒264-0037 
メール   :dobutsu.ZOO@city.chiba.lg.jp
〒264-0037   千葉市若葉区源町280番地

園長ブログ 

https://www.city.chiba.jp/zoo/news/2019enchonikki.html

● 都市局公園緑地部動物公園
TEL:043-252-7566
メール: dobutsu.ZOO@city.chiba.lg.jp
〒264-0037   千葉市若葉区源町280番地

● 千葉市長 神谷俊一 殿
総務局市長公室秘書課
〒260-0026   千葉市中央区千葉港1番1号
電話:043-245-5011
ファックス:043-245-5529
メール: hisho.GEM@city.chiba.lg.jp