太地町のイルカ漁期

【太地町のイルカ漁は、いつからいつまで?】

〔書籍『イルカ解放』抜粋〕

わかりにくい太地町のイルカ漁期。
3パターンですので覚えてしまいましょう。

①イルカ追い込み漁(イルカ類):9月1日〜2月末日(6ヶ月間)
②イルカ追い込み漁(ゴンドウ類)9月1日〜4月末日
(8ヶ月間)
③イルカ突棒漁:1月1日〜8月末
(8ヶ月間)


以下はイルカ漁期をわかりにくくさせているポイントです。
整理しておくと活動に役立ちます。

[整理ポイント①:太地のイルカ漁は2種類]

1 イルカ追い込み漁(おいこみりょう)

・イルカを畠尻湾に追い込み、網で捕獲、銛で殺害する漁法。
・捕獲して水族館へ販売用と、殺害して食用の2種類の用途のために行う。
・和歌山県太地町の太地町漁業協同組合のみが許可されている

2 イルカ突棒漁(つきぼうりょう)

・沖で船の上から銛でイルカを突き刺して捕獲する漁法。
・殺害して食用にするために行う。
・太地の他、那智勝浦や串本など和歌山県各地で許可されている。

[整理ポイント②:イルカ追い込み漁には、2つ漁期がある]

イルカ追い込み漁は、①イルカ類と②ゴンドウ類で漁期が異なる。

[整理ポイント③:イルカ類にはハナゴンドウが入っている]

イルカ類(6種):カマイルカ、スジイルカ、マダライルカ、シワハイルカ、バンドウイルカ(5種)と、ハナゴンドウ(1種)。
ゴンドウ類(3種):カズハゴンドウ、オキゴンドウ、マゴンドウ
(* ハナゴンドウがイルカ類入れられているのは慣習)

[整理ポイント④:水産庁が設定している漁期との違い]

水産庁が設定しているイルカ漁期と、和歌山県で行われる実際のイルカ漁期は異なります。
水産庁のページには、以下のように書いてあります。
・イルカ追い込み漁(鯨類追込網漁業)の漁期は、9月〜翌年8月の1年中
・いるか突棒漁業の漁期も同様に、9月〜翌年8月の一年中
漁期の違いの原因は、
・水産庁が、捕獲枠と漁期の設定を行い
・各都道府県知事が、水産庁設定の制限内でそれぞれの地域の実情に合わせて許可を出す
からです。
実際のイルカ漁期は、都道府県知事が発行する許可証(鯨類追込網漁業許可証、いるか突棒漁業許可証)に記載されています。

[整理ポイント⑤:日本各地でイルカ漁期が異なる]

各都道府県知事が、地域の実情に合わせて漁期を設定しています。

[整理ポイント⑥:同じ漁でも様々な名前が使われる]

水産庁が設定する正式な名称、各都道府県が設定する名称、慣習的な名称、活動家が使用する名称などがあります。
「いるか追込漁業」: 鯨類追込網漁業(げいるいおいこみあみぎょぎょう|和歌山県)、イルカ追い込み漁、イルカ追込み漁、イルカ追込み猟(活動家が使用する。イルカは哺乳類であるから。また英語ではDolphin Hunting)など。
「いるか突棒漁業」: イルカ突き棒漁、いるか突きん棒漁、イルカ突き棒猟など。

《参考》
水産庁, 令和3(2021)年度漁期のいるか漁業の鯨種別捕獲枠, https://www.jfa.maff.go.jp/j/whale/attach/pdf/index-27.pdf
和歌山県漁業調整規則, https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010100/reiki/reiki_honbun/k501RG00001622.html


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動物を守ることは、命を守ること?植物はいいの?

動物を守る活動をするときに「命を守る」「命は大切にしなければならない」などと主張することがあります。

しかし植物は命。納豆菌などの細菌も命です。
ではどう考え、どう答えればいいのでしょう。
それは、「痛み」の有無です。

まず基本として、命(生物、生命体)の定義。
命とは以下の4つの条件を満たしたものです。

1 細胞がある
2 刺激に反応する
3 代謝する
4 複製する

生物はまず、3つのドメインに分類されます。
ドメインとは、簡単に言えばカテゴリーのこと。

生命が誕生したのは、38億年前。
最初に誕生したのが「真性細菌(バクテリア)」
その後24億年前に、「古細菌(アーキア)」と「真核生物(ユーカリア)に分岐しました。

動物解放活動家、ヴィーガン、アニマリストの活動対象は、広大な生物世界のうち 動物界に属する生物のみです。

動物とそれ以外の生物の違いはなんでしょう。
それが「痛み」の有無です。
(* 痛覚の有無が不明な動物も存在するが、動物界に属する動物は予防的に可能な限り配慮する。線引きの判断には個人差がある)

私たちの活動の根拠は、
「命を守る」
ではなく、
「痛みを感じるとわかっている生物に対して、痛みを与えるべきではない」
です。

「動物を守る。なぜならば、命を守るからだ、命は大切なものだからだ 等」
という根拠での、動物を守る活動は、論理的に矛盾しています。
動物を守る人々は、細菌や植物などの命を利用搾取して、生きています。

「動物を守る。なぜならば、痛みを感じるとわかっている生物に対して、痛みを与えるべきではないからだ」
という根拠は矛盾しません。
細菌や植物は痛みを感じているかどうか科学的に証明されておらず、そもそも痛覚が存在しません。
(* 一部「植物が痛みを感じていることは科学的に証明されている」と主張をする人々がいますが、彼らは生物の条件である「2 刺激に反応する」を痛みを感じていると拡大解釈しています)

私たちの活動対象は、人間によって苦痛を与えられている動物であり、苦痛を感じていると証明されていない他ドメイン、他界の生物ではありません。

ゆえに、結論として、
・私たちはすべての生物、命を守ろうとしているのではない。
・苦痛を感じる能力がある生物である動物を、人間が与える苦痛から守ろうとしている。
と考えるとなります。


余談ですが、動物を守ろうとしている人々の最大の根拠は、「かわいそう」でしょう。

かわいそうだから助けたい。
最もシンプルであり、最も強力なモチベーションです。

動物を守る根拠は本当は、かわいそう、だけでいいのですが、
人間余計なもの(知識、常識、当たり前、感謝、宗教観、過剰な食欲、金銭欲など)がいっぱいくっついていますので、
論理的にそれらを壊した上で、その人の心の中に小さくなってしまっている「かわいそう」を見せてあげる必要があります。



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《備考》
3ドメイン説・五界説に基づき記載

ウシ ライフサイクル_仔牛肉用 子牛

仔牛肉はヴィールと呼ばれ、高級な食材として遺体を食べられます。

ヌレ子ヴィール』(乳飲み仔牛肉)とは、生まれて数日〜10日の子どもを殺害した遺体。
ホワイトヴィール』(哺育仔牛肉)とは、生まれて8ヶ月以下の子どもを殺害した遺体。
ロゼヴィール』とは、生まれて8〜12ヶ月以下の子どもを殺害した遺体。

地球に生まれ短くて数日、長くても1年以内に、苦痛に満ちた短い生涯を終えます。

主に、乳が盗れない乳牛の男の子が、仔牛肉用として殺されます。
子牛は、筋肉が発達しないように狭いクレートに押し込まれ、身動きができないようにされます。
鉄分を制限され、常時貧血状態となり、子牛によっては目が見えなくなる子もいます。
関節がダメージを受け、歩けなくなる子もいます。
柔らかい遺体を作るためです。

仔牛の遺体を生産している日本の農家は、「わが子同様の愛情を注ぎ」と書いています。
彼らが言うところの「わが子同様の愛情」とは、レイプ(人工授精)し、殺し、金儲けし、食べること。

とはいえ日本では、仔牛肉の需要は低いようです。
良心なのかもしれません。
しかし、畜産業界は仔牛肉のビジネスチャンスを狙っています。
かつて肉食タブーが政府のプロパガンダで駆逐されたように、消費者が畜産業界のプロパガンダに洗脳されないことを望んでいます。

「家畜」と呼ばれる動物たちに、我々人間が今まで何をしてきたか、隠されてきた現実に気づき、動物を傷つけないヴィーガンというライフスタイルを選択する人々は、これからさらに増えるでしょう。
ヴィーガンの人口は増えることはあれど、減ることは決してありません。
人間は、感情を鈍麻させたまま邪悪な人生を選ぶこともできますし、意思によって善の人生を人生を選ぶこともできます。

罪もない動物の子ども達に、せっかく地球に生まれてきた子ども達に、苦痛だらけの短い人生を押し付け、乳や遺体を搾取すのはもう卒業しましょう。

[ウシ ライフサイクル_肉牛(子牛肉)]

10ヶ月前 母をレイプ (人工授精)、妊娠させる
 (妊娠期間 10ヶ月)
0歳 誕生
数日〜10日 『ヌレ子ヴィール』(乳飲み仔牛肉)が殺される
8ヶ月以下 『ホワイトヴィール』(哺育仔牛肉)が殺される
1〜12ヶ月以下 『ロゼヴィール』が殺される


Project0ウシ 牛に関する基礎知識
http://animal-liberator.net/cow/basic-knowledge/


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《参考》
欧州の子牛肉生産と消費~フランスを中心に~:https://www.alic.go.jp/koho/mng01_000037.html
フランスの子牛肉の生産実態と市場:https://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2014/jun/wrepo01.htm
子牛肉:https://ja.wikipedia.org/wiki/仔牛肉

報告:講演会「動物を解放しよう」

報告:講演会「動物を解放しよう」

去る、7月24日(土)、名古屋市のクリニック徳で講演会にゲスト出演させていただきました。

リブの代表理事 目黒峰人と、

理事の清水碧(みどり)が

講師として、動物解放についての考え方、動物たちが置かれている現状、そして目指すべき未来についてお話しさせていただきました。
https://www.facebook.com/animal.liberator/posts/4341706952539494

今回は少し趣向を変え、
参加者の方に、主体的に動物解放について考えるきっかけとなるワークをやっていただきました。
また、なぜ動物解放を絶対に行わなくてはならないのか、メタフィジクスの視点から語りました。
みなさんそれぞれ何か大切なものを持ち帰っていただけたのなら嬉しく思います。

主催の「しあわせ医療コミュニティ」の皆さん、様々にお手配いただきどうもありがとうございました。
お呼びいただき感謝しております。

今後もリブでは講演会で、動物解放を伝え続けていきます。
講演会、Zoom等での講演会など、お呼びいただけたら嬉しく思います。
講演会のご依頼は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
animal.liberator.net@gmail.com


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【電子書籍】
『動物園水族館閉鎖』
http://u0u0.net/bffw
日本一周 動物園水族館調査を元に、これまで隠されてきた動物園水族館問題を明らかにし、動物がおかれた現状に光を当てた一冊。

講演会『動物を解放しよう』のお知らせ|

【講演会『動物を解放しよう』】


7月24日(土) 14:00~ 名古屋 クリニック徳

お誘い合わせの上、ご来場ください。

〔講師〕

目黒峰人:NPO法人 動物解放団体リブ代表 /政治団体 アニマリズム党代表
清水碧: NPO法人 動物解放団体リブ理事

『動物を解放しよう』

幸せになりたい、良い社会を作りたい。
私たち共通の夢だと思います。

しかし、動物のことを知れば知るほど、人類のことだけを良くしようとしても、”決して” 良くはならないことがわかります。

人間に優しい社会を作ることは、動物に優しい社会を作ること、とは限りません。
むしろ逆の場合が多い。
しかしながら、動物に優しい社会を作ることは、当然、人間に優しい社会を作ることになります
ここには、私たちの幸せになりたい、良い社会を作りたいという思いを実現していくがあります。

スープの例えがあります。
一人一人が、柄の長いスプーンで同じスープの鍋から食べようとしています。
自分のスプーンで食べようとすると、柄の長いので口に入らずこぼしてしまいます。
そこで、お互いに、自分のスプーンで人に食べさせてあげると、みんなが食べられるようになり、幸せになるという例えです。
私たちの中には、他の人に食べさせてあげる人も多いと思います。
しかし、そこには無視されている存在がいます
お腹を空かせ、打ちひしがれて、私たちの横に座り、気づいてくれるのを待っている存在。
動物です。

私たちは、この動物たちにどう行動するでしょう。
どう振る舞えば、私たちも動物も幸せになるでしょう。
スープを分けて、私たちの仲間に入れるでしょうか。
無視してスープを食べ続けるでしょうか。
場合によっては、スープに入れてしまえという人もいるかも知れません。
どの行動が本当の幸せを感じるでしょう。

私たち人類は、動物が喜んでいる姿、幸せそうな姿が大好きです。
動物が幸せそうだと、私たちはなぜか深い喜びを感じます。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
宮澤賢治は言いました。
宮澤賢治は動物に優しかったことで知られています。
私は、宮澤賢治の言う「世界がぜんたい」には動物も含まれていたと思っています。

動物に目を向けること。
それは、動物のことを知り、私たち自身を知ることです。
私たち一人一人の幸福は、社会の幸福に繋がり、
私たち一人一人の成長は、社会の成長に繋がります。

私が動物の活動を始めたのは、動物を守りたい、という想いですが、同時に人間の社会を良くしたいという強い想いからです。

動物に優しい社会を作ることは、人間に優しい社会を作ること。

ぜひいらしてください。
動物と私たちの未来を作る方法をお伝えします。

〔講師 プロフィール 〕

目黒 峰人
動物解放活動家/アニマリスト/ヴィーガン
NPO法人 動物解放団体リブ代表 /政治団体 アニマリズム党代表
2017年 団体設立。
2019年 政治団体アニマリズム党設立。
人間至上主義、強者が作る社会を変革し、弱者の尊厳を尊重する社会、アニマリズムに基づく社会の提案を行う。

清水碧(みどり)
ヴィーガン/アニマリスト
NPO法人 動物解放団体リブ理事
2019年にヴィーガンになり、2020年よりSNSでの発信、お見送り活動、ヴィーガニズムを広げるための路上活動、路上活動を行う人へ対してのレクチャーなどを全国で行う。
ヴィーガンを個人のみの選択にとどめるのではなく、社会が選択する必要性を感じ、動物解放団体リブに参画。

【開催概要】

〔日時〕
7月24日(土)
 13時30分開場
 14時00分~17時00分

〔場所〕
クリニック徳
名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル11階

〔参加費〕
4000円
システム上、概要には無料と表示されていますが有料での開催になります。

〔お申し込み・お問い合わせ〕
イベントページの参加ボタン
https://www.facebook.com/events/934664097071326/
または以下まで
080-4229-6977 (永野)
naganotetsuji718@gmail.com

〔主催〕
しあわせ医療コミュニティ
講演会後、有志で懇親会を行います。
http://www.baien.jp/
ヴィーガン料理です。