105 遊亀公園付属動物園（181103／山梨県甲府市）

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《準備中》

異常行動：ゾウのテル

異常行動である、ロッキング、トランクススインギングを起こしています。
ゾウは広大な土地を移動し、家族や仲間と一緒に生きる動物。
自然から切り離される、狭い空間に閉じ込められる、人から見られる、などのストレスにより、精神に変調をきたし、自然界では起こさない異常な行動をとるようになります。

異常行動：ゾウ真似して踊る客

動物園や水族館は、観客に、動物の異常行動を教えません。
ゆえに観客は、動物が苦しんでいることに気づいていません。
日本に動物園水族館が極めて多いのも、何十年もの間、異常行動を隠してきたからでしょう。
動物が苦しんでいるのだということを知れば、動物園や水族館に意見をする人も多くなるでしょう。

異常行動：ビーバー金属を噛む

この行動は、スミソニアン国立動物園などでも観察され、金属が身体に有害かもしれないと心配されています。

常同行動：マレーグマ

異常行動の一つである常同行動には、様々な形態があります。
これは、同じ場所を同じ速度で歩き続けるペーシング（常同歩行）と呼ばれる行動です。
人間が監獄などに入れられ、拘禁症に陥ったときに起こす行動と同様の行動です。

クマ科は異常行動に陥りやすく、以下がよく観察されます。
　・ペーシング｜（pacing／常同歩行）同じ場所を同じ速度で歩き続ける
　・サークリング｜（circling）同じ場所を円を描くように歩き続ける
　・スウェイング｜（swaying）頭を左右に動かす
　・ヘッドボビング｜（head bobbing）頭を上下に動かす
　・ウィービング｜（weaving）頭を前後左右に揺らす
　・首回し｜（neck twisting）首をぐりんと回す

広大な大自然の中を自由に移動して生きるクマたち。
一生出ることのできない監獄に入れられ、人間に見られ、騒音や臭気から逃れられない状況で、クマたちは精神的な危機に陥っています。