冬の寄付キャンペーン!
『新たに20名の寄付メンバーを募集し、動物が利用されない社会にするための基盤を作りたい!
記事を読んで、リブを応援したい!リブと一緒に社会を変えたい!と思った方は、ぜひメンバーになってください。
キャンペーン期間は、1月11日(日)まで!メンバーになるには、以下のリンクから。
日本の活動は、西洋の活動より30年遅れは本当か
本当でしょう。それどころか、その差は年々開いていると感じます。日本では、活動は進化せず、活動家は増えず、社会的な信用も成果も低いままです。一方、海外では専門性の高い団体が次々と生まれ、成果を出し、さらに進化し続けています。
西洋の、高度な専門性を持つ団体とは、例えば以下のような団体です。
- 動物利用に関するデータを収集分析して社会や団体に提供する、統計の専門家の団体
- 法的に動物の権利擁護を行う弁護士の団体
- 魚の養殖に関する動物福祉を推進するための団体を作るため、人を募集し、訓練し、各国に派遣し、会社を作らせている団体
日本のはるかに先に行っていることがわかると思います。今のままではこのような高度な活動をする団体が日本で生まれる可能性はほとんどないでしょう。アイデアがあってもそれを可能にする資金がありません。
資金問題は、日本の活動が遅れている大きな原因の一つです。動物の権利運動、動物解放活動には資金が必須です。しかし、日本の活動家界においては、資金の重要性についてあまり真剣に考えられていないように思います。
資金について真剣に考えるべき
日本の活動における資金に関する考え方は、決定的に遅れています。
要因は以下のようなものです。
- 寄付を集めることに関するネガティブなイメージ
- 貧しく、慎ましく、情熱と忍耐を持って、利他的な活動をすべきだという美学
- 資金を集める団体や個人へのネガティブキャンペーンへの怯え
など
しかし、資金がなくてどう社会を変えられるというのでしょう。私たちは資金に関してもっと真剣に考えなければなりません。
資金があったら何ができる?何ができない?
資金があったら何ができるかを考えれば、資金の重要性がわかるでしょう。
今の日本では、活動には想い・感情・根性が大事論が多いように思います。現実は、現実的な手段によって変えるものであり、気持ちや思い込みだけ動物を守ることはできません。私たち日本の活動家は、現実主義であるべきです。
資金があったら例えば、
- スタッフを増やせる
動物擁護活動に時間と能力を使える人を増やすほど、活動を進展させ、成果を出すことができます。 - 効果的な広報を行える
我々が行っているのは動物を守る活動ですが、活動対象は人であり、人の価値観や行動を変えるのが仕事です。つまり行うべきは、情報提供、啓発、つまりメディアを使った広報です。マスメディアであっても、オウンドメディアであっても、資金があるほど、広範囲で効果的な広報を行うことができます。 - 専門家の力を活動に活かす
例えば、弁護士、行政書士、研究者、マーケター、広告運用のスペシャリスト、団体運営のコンサルやファンドレイザーなどです。
上記の例はごく一部ですが、これらが実現したらより高度な活動ができ、社会的信頼と存在感のある団体になることがわかるでしょう。
資金と人材という観点から、勝てるか負けるかを判断する
例えば日本の畜産業界の市場規模は、約3.4兆円超(2021)。従事者数は、約116.4万人(2023)です。
一方、日本の活動家の市場規模はいくらで、従事者数は何人でしょう。個人的な予想ですが、動物の権利関係の活動の場合、1000万円をはるかに下回り、従事者は300人いるかいないかだと思います。従事者はほぼ全員パートタイムです。
仮にこの場合、畜産に対する動物権利活動の資金は約0.0003%、従事者は0.0258% です。
これでどうやって畜産を変えようというのでしょう。今我々が行っている活動で、明日にでも家畜動物の現状を変えられると思うのは、儚い願望にしか過ぎません。
本当に現実を変えたいなら、動物を守りたいなら、資金と人材について真剣に考え、どうやって増やすかに知恵を絞るべきです。
リブに資金を託してください。
リブは、この現状を変えていきたいと考えています。
現実を正しく認識し、目標に向かって頭を使い、手を動かし、現実的に、一歩一歩進む団体のみが、日本の現状を変えることができます。リブには、戦略的に、現実主義的に、長期主義的に、活動のあり方を変え、成果を高めていく力がある。少なくとも、その力を付けていく可能性が高い団体であると考えています。
リブは、現在の寄付メンバーやボランティアスタッフと共に成長してきました。これからさらに発展するリブと一緒に社会を変えていくため、ぜひ寄付サポーターになってください。
《参照》
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/tikusan/attach/pdf/211224siryo-3.pdf
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r3/r3_h/trend/part1/chap1/c1_1_01.html





