リブについて
ビジョン
私たちが目指す世界。
それは、全ての動物が幸せに暮らし、共存している緑豊かで平和な地球。
動物たちは解放され、自然の中で自由に生き、愛し合い、子どもを育てています。
人類は動物たちをやさしく見守っています。
このような社会を実現するため、私たちは動物利用問題の解決に努めます。
リブが大切にしている価値観
知識と共感で動物解放を早める
どのようにすれば日本に適した活動ができるのか。
動物たちを利用することが当たり前の社会を、動物たちを包摂した社会に変えるには何が必要なのか。
経験と学びからたどり着いたのが、「知識」と「共感」でした。
これまでの主な事業内容
団体設立当時の日本では、動物利用の是非を議論するための土台となる「動物利用の現状に関するデータ」すら不十分でした。
そのため、現場調査を活動の基盤に置いてきました。
娯楽分野→畜産分野→野生分野と優先順位をつけ、まずは娯楽分野の調査から取り掛かりました。
日本一周!動物園水族館調査
日本の動物園・水族館は、動物たちにとって良いところなのか悪いところなのか、様々な意見はあるものの、当初、日本全国の施設が実際にどのような状況なのかという網羅的な調査はありませんでした。
その課題を踏まえ、2018年から2019年、述べ9ヶ月に渡って、日本全国ほぼ全ての動物園と水族館、計283施設の調査プロジェクト「日本一周!動物園水族館調査」を行いました。
結果、全ての施設で動物たちが精神を病み、異常行動をしていることが確認されました。
書籍「動物園水族館閉鎖」出版
調査プロジェクト「日本一周!動物園水族館調査」で明らかになった日本全国の動物園や水族館の実態を綴った一冊。
99%以上の日本人が知らない、動物園や水族館の動物に起きている「異常行動」「精神疾患」「園内リサイクル」「イルカ漁とイルカショー」「動物園水族館の4つの役割の欺瞞」「プロパガンダの手法」など。
これまで語られてこなかった現実を体系的に整理し、具体的改善策・方向性を提示した、日本で初めての本になっています。
書籍「イルカ・クジラ解放」執筆
動物園水族館調査の中でイルカを取り扱ったリブは、水族館のイルカの出所かつ、日本特有の事象である「イルカ漁」に着目し、調査をしました。
世界では捕鯨禁止の動きが強まっている反面、日本では引き続き行われています。
日本のイルカ漁を止めることは世界のイルカ監禁を解決することに大きく繋がります。
イルカ漁によって起きる問題はもちろん、イルカ・クジラ産業や活動についてなど、網羅的に情報を掲載し、今後の活動家に必要であろうあらゆる情報を詰め込んだ書籍「イルカ・クジラ解放」を執筆しました。
現在の主な事業
2022年に代表を設立者である目黒から、清水へ交代しました。
2023年~2026年は、個人の変革に注力する方針を決定し、①問題を伝える、②ヴィーガンを支える、③活動家を育成する、この3本柱で事業を進めています。
①問題を伝える啓発事業
動物がどのような状況に置かれているのか、そんな実態すらまだほとんどの方が知りません。
これまで全国各地で、動物利用問題、畜産問題、動物園水族館問題、ヴィーガニズム、SDGsと動物利用の関わりなど、様々なテーマで講演をしてきました。
②ヴィーガンサポート事業
ヴィーガンになることはとても素晴らしい事。
だからこそ、ヴィーガン生活がより充実したものであるために、ヴィーガン同士で相談し合える、支え合える、一緒に楽しめる、そんなイベント「動物解放カフェ」やその他イベントを実施しています。
③活動家育成事業
日本における動物利用産業の規模の大きさに対して、活動家の数と質はどちらも圧倒的に不十分です。その課題を解決し、日本の動物擁護活動の発展・拡大をするため、「動物解放アカデミー」を実施しています。
動物解放アカデミーとは、動物擁護活動の基礎知識を体系的に学び、仲間とのネットワークを構築する日本で唯一の活動家育成プログラムです。
リブのシンボルと名前の由来
リブのシンボルは、逆三角形の形をしています。
これは、強者がピラミッド構造の頂点に立って弱者を搾取(三角形の構造)するのではなく、その上下をひっくり返して強者が一番下から弱者を支え、守る(逆三角形の構造)。
そんな社会を目指すという思いが込められています。
また、動物解放団体リブの「リブ」は、Liberation(リベレーション)のリブ。ウーマン・リブ(女性解放運動)という名称にも使われ、知られています。
人類は歴史を通じて、弱者を守る方向に社会的進化を進めてきました。権利や尊厳の対象を拡張することによって、弱者を守り、社会に包摂しました。次に、権利の対象とし、解放するべきは、動物です。
動物の解放を実現するという、私たちの目的と意思を表すために、団体名を動物解放団体リブとしました。
創設者・代表メッセージ
代表理事 清水碧
動物利用問題を初めて知ったのは大学3年生の頃でした。調べれば調べるほど、あらゆる社会問題の根源に動物利用が絡んでいる事を理解するようになりました。
その結果、動物解放活動に集中して自分の時間を投下すべきだと考え、動物解放団体リブのメンバーとして動物解放活動に取り組む決意をし、現在に至ります。
リブの目的は明確で、動物解放です。
本気で動物を解放を望む方、そしてあらゆる差別や抑圧を無くしたい方、リブの活動方針に共感してくださる方、
ぜひ、共に動物解放への道を歩んでくださると嬉しいです。
動物解放団体リブ 代表理事 清水碧
設立者 目黒峰人
年次報告・財務諸表
法人情報
名称:特定非営利活動法人動物解放団体リブ
目的:全ての動物が解放され、人間による抑圧や搾取のない社会を実現すること
主な事業内容:動物利用に関する調査・研究事業、動物利用問題や動物と人間の共生社会の提案に関する啓発事業
法人設立:2019年11月
代表理事:清水碧
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