みなさん、こんにちは!
リブの清水です。
11月1日はワールドヴィーガンデーであり、リブの設立記念日でもあります。
そして、今年は、リブがNPO法人化してから4周年記念日でした(任意団体時代を含めれば約6周年)🎉
この機会に、リブのこれまでの歩みを振り返り、関わってくださっている皆様への感謝の気持ちを伝えさせてください。
リブの設立当初のお話
リブの前身となる任意団体「Animal Liberator.net」は2017年に設立されました。当初から、動物利用問題の解決に向けて、どの点に焦点を当てるべきかを模索していました。日本での過去の取り組みや現在の活動、さらには海外の動向など、多岐にわたる情報を収集するために、足を使っての取材や調査を行いました。
その結果、最初のターゲットとして選んだのは動物園・水族館でした。当時、日本では動物園や水族館の是非についての議論はありましたが、動物たちがどのような状況に置かれているのかの情報は、多くが「人間目線」でのものでした。動物たちの実際の状態や苦しみについて、全体像を把握している人はほとんどいませんでした。
そこで実施したのが「日本一周!動物園水族館調査」です。調査中、異常行動を示す動物を日々撮影し、その様子を記録しました。この調査を通じて、日本の動物園・水族館の実情が明らかになりました。その情報をもとに、書籍の執筆や講演、SNSでの情報発信を行い、啓発活動を続けてきました。
清水がリブに加わる
私自身は、約2年前にリブの一員として参加しました。その時のリブが必要としていたのは、組織としての基盤の強化でした。一人のメンバーが欠けたら団体が存続できないような状態ではなく、メンバー同士が協力し合い、共通の目的に向かって力を発揮できるような組織が必要なのです。
そのために、私達が向かう先と戦略を改めて明文化し、仲間を募り始めました。2023年は、少しずつ仲間が増えてきた、強い団体づくりの第一歩が歩めたと感じています。
そして、非常に重要なのは、支援者の存在です。
多くの方々の支援のおかげで、リブの活動は続けられています。特に、毎月のサポーターや寄付者の皆様には心から感謝しております。
そして、活動資金だけではなく、支援者様一人ひとりの存在が、しんどいときに「いつも仲間がいるんだ!」と思わせてくれました。
なかなか直接会えるわけではないけれど、いつも活動でしんどい時には皆様のメッセージに支えられています。
いつもありがとうございます。
これからの未来
そして、私達は、これからさらにリブを発展させていきます。
「知識と共感で動物解放を早める」というスローガンと共に、5年以内には社会システムを変えていくためのアクションをスタートし、日本の現状を変えていきたいと考えています。
そのための取り組みとして、今後3年間は、個人の意識変革を促すコンテンツの制作や講演、ヴィーガンコミュニティの形成、活動家の育成などに注力していきます。
今後も、リブは動物解放に向けて皆さまと手を取り合い前進し続けます。
いつの日か必ず、動物解放を成し遂げましょう。
この道を、皆さまと共に歩めることを嬉しく思います。
改めて、いつもありがとうございます。
これからも、動物解放をのぞむ仲間として、よろしくお願いいたします。
動物解放団体リブ 代表理事 清水碧