11 釧路市動物園（180411／北海道）

【特徴】

・ホッキョクグマの交尾待ちをする動物園マニア
・奇形のトラココアと、美談力。

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レポート

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家畜化した野生動物を増やす試み。
動物園水族館は商材をキープするために、ブリーディングローンと称し、次々と繁殖させようとしています。

動物園マニアはそれを望み、不幸な動物を増やす原因となっています。

ホッキョクグマ舎の前では、動物園マニアたちがミルクとキロルの交尾を目撃するべく、ずっと張り付いていました。

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同居訓練で思い出すのは円山動物園のマレーグマ、ウッチー。
https://www.youtube.com/watch?v=lIZReRCQJ6o
暴行死しました。

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ホッキョクグマ舎の様子

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ココアは軟骨形成不全症。
9才なのに、体は極端に小さく、弱々しいです。

10年前の、2008年母親チョコは３頭の子を産み、うち一人は死亡。
ココアとタイガとも、軟骨形成不全症でした。
翌年、タイガは肉を喉に詰まらせ窒息死しました。

ココアは、
”皆さんに元気を与えている”そうです。
子供たちや中高年も「頑張れココア！」と声をかけているそうです。
そして「命の大切さを教え」「人々に勇気を与えている」そうです。
監禁して、子供を産ませて、2人殺して、残った子に元気を当たられていると。

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なおココアの父親リングは日本中をたらい回しにされています。
　2003年4月30日　カザフスタンチャリヤビン動物園生まれ
　2004年12月4日　釧路市動物園が買う
　2009年10月14日　多摩動物園（東京）
　2010年12月16日　円山動物園（北海道）
　2012年2月9日　　釧路市動物園（北海道）
　2014年5月23日　茶臼山動物園（長野）
ブリーディングローン（繁殖＝野生動物の家畜化）を行い、商材の安定化を図るためです。

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あさまは家畜化されてしまったトラです。
それでも異常行動が出ます。
野生動物の家畜化は罪です。

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広い収容スペースの中で、ここの部分だけで行ったり来たりしていました。
寒い雨の日。
囚われ、尊厳を剥奪されたキムンカムイの、とても悲しい姿でした。

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壁を舐め続けるコハネ。
宇都宮のキリンも同様の行動をしています。

釧路市市民がキリンの収容を望みました。
コハネの異常行動には、その方々に責任があります。

「地元主婦らが設立したチャイルズエンジェルは雄のキリンを購入することで基本合意したと発表。雌の調達は米サンディエゴ動物園に打診。１～２年内にも釧路でカップル誕生を目指す。
主婦らは昨年５月、5000万円を目標にキリン募金を始動」
http://www.citizen.co.jp/coy/archive/2013_02.html

チャイルズエンジェルはすでに解散しています。
元事務局に電話をしました。
話はすれ違いでした。
キリンを入れたこと自体を問題視している、またその責任を感じて欲しいと何度も伝えたのですが、
キリンを入れるために海外視察もし、動物園に環境改善も求めたということを主張されていました。

99.9%の人々の無意識、
「動物は人間のために生きている」
あるいは、
「人間は動物を利用してよい」
という硬い固定観念があります。

意識をシフトさせる必要がありますね。
動物や動物園に関する知識を高め、動物への共感能力を高め、意識を上げなければなりません。

動物は人間のために生きているわけではありません。
動物は、自分自身のために生きています。