NPO法人 動物解放団体リブです。
2023年6月23日(金) 〜7月31日(月)、
動物活動の基礎を誰もが無料で学べる場所、『動物解放アカデミー』を設立するためのクラウドファンディングを行います!
目標金額は103万円!
皆様のおかげで、最終日の最後の最後に無事、目標金額達成いたしました!
ご支援・拡散、誠にありがとうございました!!
目標金額を超えた分の資金は、手数料決済、リターンのご送付、来年度以降のアカデミー運営のために大切に使わせていただきます。
↓動画でも分かりやすくまとめています!!
『動物解放アカデミー』とは、動物活動の基礎を学べる場所!
『動物解放アカデミー』は、動物活動の基礎を体系的に学べる、集中講座です。
動物活動とは、ここでは、動物を守ろうとするすべての活動(動物愛護、動物福祉、新福祉主義、動物保護、サンクチュアリ、動物権利運動、廃止主義、動物解放 等)の総称とします。
目的は、活動家や団体の増加、活動の高度化・発展拡大です。それらを通して未来の動物解放を早めます。
体系的に活動の基礎知識を学べる8つのパートで構成!
~体系的に活動の基礎知識を学べる8つのパート~
①理論1 動物たちの素晴らしさ
②理論2 動物利用問題の歴史と全体像・日本社会の構造
③理論3 動物倫理の基礎
④実践1 効果的なコミュニケーション
⑤実践2 社会運動とムーブメントづくり
⑥実践3 動物活動と方法・活動家のキャリア
⑦実践4 活動家の倫理と持続可能性
⑧卒業ワークショップ
今年の開催は、10月の土日に、オンラインで行う予定です。
「動物を守りたい」という意志があれば誰でも参加できます。
どのような意見や立場であっても、動物を守りたいという動機があれば大歓迎です。お互いの違いを認め、尊重し合いましょう。
また、日本の動物活動の発展拡大、活動家や団体の増加のためには、誰もが無料で、学習の機会にアクセスできることが重要です。
動物の苦しみがなくならない現状
精神を病み、プールの底に頭を打ち続けるイルカ
コロナをきっかけに、動物利用問題を知り、動物を守ろうとする活動家も増えました。
しかし、日本における動物利用産業の規模の大きさに対して、活動家の数も質も圧倒的に不十分です。
今、この瞬間も、日本全国の動物園の檻の中には、精神を病み、自傷行為をしたり鬱になっている動物たちがいます。
今、この瞬間も、我が子と引き離され、不潔で自分が動くこともままならないほどの小さな空間で恐怖と戦っている動物たちがいます。
私達は、動物を解放したい。全ての動物が搾取されることなく尊厳を守られる社会を目指すため、活動の量と質を高める必要性を強く感じています。
なぜ『動物解放アカデミー』が必要なのか
みなさんには、私たちと同じ思いをしてほしくない
「動物のために活動をしたいけど、何からしたらいいのか分からない。」
「ゴールが見えず、今やっていることが本当に意味があることなのか分からない。」
そんな人たちが私たちの周りには沢山いました。
何より、こうしてリブで活動をしている私たちも、最初はそうでした。
リブ設立当初は、日本の活動の歴史や現状・活動の知識や経験を知るためには、直接さまざまな先輩に話を聞きに行くしかありませんでした。
そして、足を使って集めた断片的な知識を、年表や動物利用問題を表す全体像の図を自分たちで作るなどして、情報を整理し、皆さんに共有してきました。
「これから増える活動家には、そのような苦労をせずに効率良く活動を始めてほしい!」と強く感じています。
また、目標設定やそれを実現するための戦略を立てないことで、自分の活動に意味がないと感じてしまい、活動を継続するのが難しくなってしまった方々も沢山見てきました。
そして、持続可能な活動に非常に重要なのが、メンタルヘルス。
動物たちが苦しんでいるという現実に対する怒りや悲しさや落ち込みがある方もいるでしょう。そこと上手く付き合い、自分の心身の健康を保つためには、ノウハウを学ぶこともとても大切です。
ノウハウを学ぶことで防げるバーンアウトは必ずあります。
これらのような情報を効率よく学ぶことで効果的で持続的な活動をするために、動物解放アカデミーという学びの場が絶対に必要だと確信しています。
私たちが取り組む課題
日本の動物に関する意識や活動は、西洋諸国に比べ30年遅れと言われています。ここ5〜6年で、その差はさらに開いたと感じます。
この差を縮めるための、解決すべき重要課題は以下です。
- 活動家・団体が少ないこと
- 活動の多様性が少ないこと
- 活動の発展拡大が遅いこと
動物解放を成し遂げるためには、今いる活動家だけでは不可能。
直感的にそう感じている方もいるでしょう。
そのためには「積極的に活動家を増やす事業」、そして「日本の活動を多様化し、高度化する事業」が必要です。
そしてその2つの事業が、「日本の活動の発展拡大」を促します。
これら課題を解決するためには、
- 冷静、理知的、倫理的な活動を広げ、新しい人が入ってきやすい環境を整える。
- 活動に必要な知識やスキルを蓄積・継承する仕組みを作る。
- 活動家へ、情報提供、トレーニング、心理的サポートを行う。
動物解放アカデミーでは、これらの知識を共有します。
リブの教育事業の全体像
リブの教育事業の役割を整理すると以下の図の様になります。
①『動物解放のための総合サイト』
『動物解放のための総合サイト』は、広く日本の情報基盤を整える事業です。
物事を調べるときに8割の人はインターネットを使用しているという調査がある中、日本語では、動物利用問題、ヴィーガンが生活するうえで困る人間関係やメンタルヘルス、そして少しでも活動を始めたいという人に向けての情報などが極端に少ないという現実がありました。
前回のクラウドファンディングでご協力いただいたのは、サイトのリニューアルでした。リニューアルは労力と時間がかかる大変な作業でしたが、無事完了し、新しいサイトを公開することができました。
クラウドファンディングにご参加いただいた皆様、サイトのリニューアルに関わってくださった皆様がいらっしゃらなかったら、実現は叶いませんでした。本当にありがとうございます。
『動物解放のための総合サイト』は、現在、ライティングチームで、過去記事のリライトと、新規記事の執筆を行なっています。動物解放のために必要な情報を順次アップしています。
ここからまた時間がかかる地道な作業になりますが、着実に歩を進めています。
②『動物解放アカデミー』
そして、『動物解放アカデミー』は、活動のための「教育」の重点事業となります。
実際に動物を守る活動に一歩を踏み出そうとする人々を支え、後押しする事業です。
「教育」とはいえ、上から下へ「教育」するといったものではありません。皆の知恵や経験を結集し、フィードバックし合い、みんなで日本全体の動物活動を高めていくものです。
リブは、オーストリアで最も大きな団体VGTのトレーニングプログラムを視察し、知見を得、また助言もいただいています。
理論と実践を学べる7つの基礎講座 + ワークショップ
これらのカリキュラムを受けることにより、動物活動に必要な知識の全体像を知り、その基礎を身につけることができます。
理論では、動物活動の基盤となる、動物たちのこと・動物利用の全体像や社会の仕組み・動物活動の根拠となる理論を学びます。
実践では、実際に活動を行う上で必要となる実践的な知識を身につけることができます。
卒業ワークショップでは、理論と実践を、実際の活動のアイデアへと、アウトプットするケースワークを行います。
また、各講義にはゲストを招き、座学だけでは分からない、具体的な活動などについて皆さんに共有していただきます。(*ゲストがいない回もあります)
講義内容
理論
1. 動物たちの素晴らしさ
動物とは何か。無生物や植物とはどう違うのか。さまざまな動物たちの暮らしや、感覚、感情、コミュニケーションなどについて学びます。
2.動物利用問題の歴史と全体像・日本社会の構造
「動物利用」と「動物を守る活動」の歴史を紐解き、動物利用問題の全体像を把握します。また戦略的な活動に役立つ「日本の社会構造」についても学びます。
3.動物倫理の基礎
動物を守るための根拠である、哲学や倫理の歴史や考え方について学びます。冷静な議論に役に立ちます。
実践
1.効果的なコミュニケーション
路上活動やSNSでのやり取りに役立つクラスです。傾聴、非暴力・共感的コミュニケーションなどについて学び、実践ワークショップも行う予定です。
2.社会運動とムーブメントづくり
社会運動の概要、ムーブメントづくり、具体例、成功事例を通して、活動の作り方を学びます。
3.動物活動と方法・活動家のキャリア
動物活動の分野、類型、手法を学び、日本と海外の活動を比較し、日本で必要な活動や自分がやりたい活動を明らかにするヒントを学びます。
4.活動家の倫理と持続可能性
活動家として守るべき倫理や、他の社会活動との関係について学びます。また、持続的な活動を行うために、自分の心身の健康への配慮の大切さを学びます。
卒業ワークショップ
アカデミーを通して学んできた成果を生かし、自分なりの活動を考え、発表し、ディスカッションを行います。日本に適した活動の開発を行う場でもあります。
AAAとの共同事業で効果的な学びを実現
『動物解放アカデミー』は、Animal Alliance Asiaとの共同事業です。
AAAは、アジア全域で動物擁護団体をネットワークし、教育事業を行なっており、日本でも昨年から、アニマル・アドボカシー・アカデミーという活動家向けの教育プログラムを行っています。
AAAとリブが協議を重ねた結果、お互いの得意分野を活かし、より効果的な教育事業ができるということに合意し、共同事業を行うことに決めました。
AAAのアジア全域での活動の知見と、リブの日本に特化した活動の経験を合わせることで、より日本の活動家にとって有益なアカデミーを行うことができると考えています。
これを機にプロジェクト名を『動物解放アカデミー』とし、プログラムもアップデートします。
『動物解放アカデミー』で動物たちの未来を変える
「もし、活動家が今の10倍になったら。」
「もし、マスコミや企業に意見を届ける人が100倍に増えたら。」
「もし、SNSやブログで動物を守る発信をする人が、今の1000倍になったら。」
動物を守ろうとする人が増えることで、社会は確実に変わります。
そのためには、活動家を増やし、活動のレベルを上げ、活動家を守り、その活動家がさらに発信して情報や考え方を受け取る人々を増やすことが有効です。
『動物解放アカデミー』は積極的に活動家や団体を増やし、動物活動の基盤を拡大発展させることによって、動物たちの未来を変えます。
『動物解放アカデミー』を一緒に立ち上げませんか?
ご支援をお願いします!
日本の動物活動の未来をつくる教育事業に参加しませんか?
これまで『動物解放アカデミー』のための情報収集、調査、分析、議論を積み重ねてきました。
これから本格的に設計に入り、講座を作成し、改善し、より良いものをつくる作業を行います。
アカデミーという事業の性質上、講義を企画・作成する初年度が一番費用がかかります。逆に言えば、初年度に作成することで、今後は毎年アップデートするのみで定期的にアカデミーを実施することができます。
クラウドファンディングで集める費用は、『動物解放アカデミー』の企画、講座制作、ゲスト謝礼、告知、運営等の費用として活用します。
また、来年のアカデミーまでを目途にテキストを制作することで、さらにアカデミー参加者が効果的に学ぶことができるようにしたいと考えています。こちらの製作費も今回のクラウドファンディングでいただいた資金を活用いたします。
動物解放アカデミーは無料!
アカデミーを受けたい人は、無料で受講することができます。
最も優先すべきは、活動家の増加であり、動物を守りたいと思う誰もがその教育を受けられることが大切だからです。
そのために、『動物解放アカデミー』の重要性を理解し、共感してくださる方に、ご参加・ご支援を賜りたいと思っています。
一緒に『動物解放アカデミー』を立ち上げ、日本の動物活動、そして動物たちの未来を変えませんか?
ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています!!
リターン一覧
①学生限定!1000円コース【サンクスメール】
サンクスメール: メールでお礼を差し上げます。
②3000円コース【サンクスメール】
サンクスメール: メールでお礼を差し上げます。
③10,000円コース【上記+オリジナルステッカー】
動物解放アカデミーオリジナルステッカーです。このデザインのステッカーを作るのは、今回の動物解放アカデミーだけ。貴重な限定ステッカーです。
サイズ:タテ140mm × 幅110mm
④30,000円コース【上記全て+YouTube限定動画】
リブの理事による動物解放アカデミーにかける想いや夢を、YouTubeの限定公開動画としてお届けします。
⑤50,000円コース【上記全て+オリジナルTシャツ】
動物解放アカデミー オリジナルTシャツです。このデザインのTシャツも、今回の動物解放アカデミーだけに作ります。貴重な限定Tシャツです。
* ご支援いただく際、メッセージ欄にてTシャツのサイズをお知らせください。
* 写真はイメージです。実際のTシャツは、色味やバランスが異なる可能性があります。ご了承ください。
⑥100,000円コース【上記全て+リブ代表 清水の特別講演会】
リブ代表の清水が、あなたのお住まいの地域へ講演会に行かせていただきます。(交通費はリブと折半で、半分のご負担をお願いいたします)
⑦200,000円コース【上記全て+エンブレムのアイデア画(限定3名様)】
動物解放アカデミーの紋章を作成した原案となるアイデア画です。3枚作成しましたので、3名様限定となります。サイズ:タテ310×ヨコ217、ケント紙、鉛筆画、盾の中の絵は3枚それぞれ異なります。No.とサイン入りです。
クラウドファンディングにご支援お願いいたします!!
日本で動物活動の基礎を学べる場所を作りたい!『動物解放アカデミー』を設立しよう!
期間は2023年6月23日~2023年7月31日まで!
目標金額は103万円!
頂いたご支援は全て動物解放アカデミーのために大切に使わせていただきます。
*クラウドファンディングの手数料がかからないように直接支援したいという方々の意見を踏まえ、今回は通常のクラウドファンディングツールではなく、寄付ツールを使用します。そうすることで手数料は最低限に抑え、いただいたご支援を効果的に『動物解放アカデミー』制作に使わせていただきます。
*財務情報について
NPO法人動物解放団体リブの会計は、会計事務所に依頼しており、NPO法人会計基準に則って日々の帳簿付けから決算処理まで行っていただいています。また、毎年、財務諸表(活動計算書、貸借対照表、計算書類の注記、財産目録)を所轄庁に提出・一般公開することで、公正で透明性の高い組織運営を行っています。
YouTubeでのご説明はこちらをどうぞ!
みなさまのご支援、お待ちしています!
動物解放アカデミーを設立しよう!