娯楽に使われている動物

アザラシの白内障|動物解放団体リブ

  • 2018/09/19

【クラウドファンディング開催中 11月1日まで】
『日本一周!動物園水族館調査』の【南日本編】』https://readyfor.jp/projects/zoo-aquarium

【少なくない水族館で、アザラシの目が真っ白になっています】

飼育員によると塩素のせいだということです。

 

ここで挙げた写真は、
日本一周!動物園水族館調査【北日本編】で調査した、
・A-42 箱根園水族館(神奈川県)
・Z-25 那須どうぶつ王国(栃木県)
・A-20 アクアワールド大洗(茨城県)
・A-14 仙台うみの杜水族館(宮城県)
のものです。
他の水族館にもいました。

爪もぐにゃぐにゃに曲がってしまっているアザラシもいました。

広い海や湖から連れてこられ、狭いプールや完全室内のプールに押し込まれ、写真のようなタンクから、塩素を入れられます。
ビタミン剤抗生物質を飲まされ、イルカには精神安定剤を使っているという収容所の話も聞きました。

肛門から体温を計られ、血液を取られ繁殖させられ商材としてできるだけ持つようにか管理され、毎日毎日人に見られて生きています。

人間にさえ捕まらなければ。

そして死んでも剥製にされ、自然に還ることもできず、皮膚が擦り切れるまで触られ続けるアザラシもいます。

塩素のせいではないんです。
そもそもは私たち人間のせいなんです。

「保護された動物ならいいのじゃないか?」

とよく聞かれます。

まず第一に、保護するなら保護施設でいいはずです。
そしてそういった保護施設はすでにあります。

第二に、これが重要なのですが、保護して回復したら自然に戻してくれるわけではないのです。

よく考えてみてください。

営利や存続が命題の動物園水族館にとって、珍しい動物を保護するということは、タダで商材が手に入るということです。
実際に、北海道でアザラシの保護施設とされる、とっかり(あざらし)センターで保護したアザラシは回復しても、海に返されるかどうかは、自治体や指定管理者の方針次第です。また繁殖もどんどんしています。

つまり、保護施設と称しながら、「日本の水族館へのアザラシの供給地」が、本当の姿です。

【クラウドファンディング開催中!11月1日まで。】
あと163万4000円で成立。 残り43日! 

日本中すべての、動物園水族館を調査する
『日本一周!動物園水族館調査』の【南日本編】』

このような動物たちがいることを、多くの人に知らせたい。
ご支援、ぜひよろしくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/zoo-aquarium
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この記事を書いたライター

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動物解放団体リブ編集部

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