124 上越市立水族博物館うみがたり（181117／新潟県上越市）

【特徴】

・株式会社八景島が運営
・2年間の間にバンドウイルカ２人、ベルーガ２人が死んでいる

【次々とイルカが死ぬ水族館うみがたり】

オープンしてたった９ヶ月で、４人のうち２人のイルカを殺しました。
亡くなったのは、
「サシャ」（女性　推定8歳）感染性肺炎による敗血症。2018年7月、オープンして１ヶ月後。
「アルク」（女性　推定７歳）すい臓に病変。2019年10月。

年齢が推定なのは太地町から捕獲してきたからです。
水族館のイルカの供給基地：太地町のイルカ猟
https://animal-liberator.net/190225-doiphin-hunting

イルカのプールは地上からかなり高い位置に設置され、イルカたちがジャンプをすれば地上が見えます。
どれほどのストレスでしょう。
日本一周調査のとき、あまりの酷さにイルカの責任者を呼び出し、言い争いになったことを覚えています。

うみがたりの建築や水槽は、センスが良く見えます。
しかし、人間にとって快適な空間であることと、動物にとって快適な空間であることは、まったく別。

イルカのプールは、
人間から見ると、プールと海の境界が一体化し、まるで海でイルカがジャンプしているような感覚を得られるデザインです。
しかし、
イルカから見ると、海が見えながらそこには決して帰ることができず、そしてジャンプすると遥か下の地上が見える、極めて精神的なストレスのかかる環境です。

死亡の原因究明を行うとのことですが、原因はあまりに簡単です。
家族を殺して、海からさらい、狭く、高高度の水槽に監禁したこと。
解決法は極めて簡単です。
イルカの監禁・イルカショーを止めることです。
なぜ、それをしないのでしょう。

うみがたりは指定管理者でありながら、情報開示請求を拒否。
一方、上越市側は、うみがたりの管轄だとし、こちらも情報開示請求を拒否しています。

うみがたりの運営は、株式会社八景島。
株式会社八景島は、
　八景島シーパラダイス
　Maxell アクアパーク品川
　仙台うみの杜水族館
　うみがたり（上越市立水族館）
　羽村市動物公園
を運営。
現在、台湾で大型水族館を建設中の、動物娯楽産業の大手です。

すべての水族館で大々的なイルカショーを行い、大量のイルカを消費しています。
羽村市動物公園では、ふれあい体験で使用した動物を殺し、他の動物へ与える「園内リサイクル」を行っています。

株式会社八景島のウェブサイトをご覧ください。
一般の方から見たら、どのような会社に見えますでしょうか。
http://www.yokohama-hakkeijima.jp/index.html