動物解放アカデミー集合写真

動物解放アカデミー2024を開催しました!

  • 2024/12/26

2024年10月12日(土)と13日(日)の2日間、「動物解放アカデミー」を開催しました!今年で2回目の開催となる本アカデミーは、去年からさらに進化を遂げ、参加者の皆さんと共に充実した2日間を過ごすことができました。

告知ページはこちら

2024年の主な進化ポイント

動物解放アカデミー講義中の様子

今年のアカデミーでは、以下のような新たな取り組みを導入しました。

  • 学習テキストの配布:126ページを超える充実した内容で、学びを深めるためのテキストを配布しました。
  • 学習マップ:どこを学んでいるかが一目で分かる工夫をしました
  • 企画書と評価書:自分の活動を企画し、発展させるための資料を提供しました
  • 実践的なグループワーク:オフライン会場では特に交流と実践に重点を置いた時間を確保しました
  • オフライン・オンライン同時開催:現地とオンラインの両方で実施するハイブリッド型で開催することで、どちらの利点も得ることができました
  • 懇親会とヴィーガンランチ:現地会場では初日終了後に懇親会を実施し、旅する台所manaによる美味しいヴィーガン料理を提供しました
  • 特別ゲスト講演:環境広告会社代表でクリエイティブディレクターのマエキタミヤコさんをお迎えして、動物擁護活動家としての社会への問題の伝え方のレクチャーをしていただきました

参加者の声と満足度

今年の参加者は63名!

アンケートによる満足度はなんと100%

  • 「非常に満足」:51.9%
  • 「満足」:48.1%

さらに、今回のイベントをきっかけに新たな人とのつながりができたと答えた方が88.9%と、多くの方に交流の場としてもご活用いただけました。

参加者の感想

笑顔でグループでお話をする参加者

Q.2日間のパートの中で、特にどのような部分が役に立ちましたか?

  • メンタルケア
  • 自分の得意な活動での参加で良いとのこと
  • veganを伝えていくことも、普段の生活のコミュニケーションも一緒であると言われることに安心感を持ちました。
  • マエキタさんのおはなしと、活動での人間関係の構築
  • グループトークで人の話を聞くこと。
  • コミュニケーションスキルは大変勉強になりました。
  • 活動する上でのコミュニケーションの留意点や、動物の素晴らしさ、歴史が知れたこと。
  • 日本での効率的な活動方法や、適したコミュニケーションのこつなど聞けて良かったです。
  • さまざまな人との情報交換ができ、気づきが多かったです。ワークの時間はとても有意義でした。
  • 歴史
  • 自分で調べたいと思っていた、動物利用の歴史的な情報を網羅して知る事ができた。
  • 自分に合っている活動で良い事が分かりました。
  • 日本に適したコミュニケーション
  • 6限のコミュニケーションのスキル、Feel, Felt, Found法、碧さんの実際の体験談
  • 人間領域の権利拡大の図を手書きで描いたこと。日本と西洋の比較によるアプローチの違いを出すことの有意義さ。自分でなにが出来るかを、を、紙に書き出してみること。
  • 実践した先人のいたことは、心強く思いました。コミュニケーション方法が知れたのは、人と接するときに役立ちます。ゲストトークの内容は、個人のSNS発信でも活かせると思いました。最終ワークでの企画書作りは、改めて自身がやってみたいことが浮き彫りになり、自己発見にもつながりました。
  • 活動していく中で一番躓くところなので、知ることができてよかった
  • ゲストトークで、チャーミングに伝える手法のお話が良かったです。
  • 特にとなると難しいですが…活動をし始めたばかりなので、5限の内容が基礎知識としてすごく学びになるなと感じました。
  • 4限で、ただただ自分で活動を考えるのではなく、過去の活動家から学びを得ることが近道だとわかりテキストをよく見てみようと思った。
  • 動物たちの素晴らしさを深く知ってもらうことで、今の現状がどれほど酷いかが際立ち、残酷な映像を観てもらうことも凄く大切ですが、見れない人に向けての方法があることがわかりました!知れば知るほど素晴らしい動物の世界!伝えていきたいです!!
  • テキストも素晴らしかったです!
  • ワークの時間をとってもらうことで、自分本意でなく、与えられた課題をじっくりと考える機会があって良かったです!
  • 活動において相手の気持ち、環境、場所を考えることで、伝わりやすいのだとわかりました!
  • マエキタ様の「対角に向けてコミュニケーション」することで、作った表現は効果があるということでしたので、面倒くさがらずに交流していきたいと思いました!
  • 効果的な普及活動に関心があるので、運動行動計画、日本と海外の寄付文化の違い、日本で効果的な運動の仕方、リブのインスタのリールでの情報発信の仕方などが特に勉強になりました。
  • どうぶつの為に成るからこそ人に対する部分
  • 歴史を学ぶことでより深掘りができるからです。
  • 歴史的な観点から包括的に捉える方法や、コミュニケーション能力の強化の方法など
  • 「政官財学法報暴」の仕組みが知りたかったので興味深かったです。もっと知りたいと思いました。あと、リスクマネジメントとメンタルについてしっかり時間を使って伝えて下さったことです。若干泣きそうになりました。
  • SNSでヴィーガンの皆さんの活動で賛同するもの(ハガキやメール、署名アクションなど)を出来る範囲でしていましたが、いつの間にか毎日アクションしている人達に追い立てられるようになっていて実は疲れていたんだということに気づきました。
  • 伝えようとしてくれていることは理解できるから情報は見たいのに、言い方とか言葉選びにイラついてしまう自分がいて、信用信頼していいのかモヤモヤしていました。情報の大切さよりも自分の感覚で発信者を選ぶ方が大切なのではと気づくことが出来ました。

Q.動物解放アカデミー2024の良かった点を教えてください。

動物解放アカデミー2024:グループワークの様子
  • テキストがすごい
  • アットホームな感じがよかったです。
  • 二日間にまとめたこと。オフライン参加があったこと
  • 貴重な情報、そして初心者でも取り組みやすさを感じる基礎を学べたこと
  • 普段の活動だけでは、お会いすることのない方々とお話しして、意見の交換などすることができたこと
  • とても美味しいveganのランチ、ケータリングでした。
  • 感情だけではなくて、建設的で具体的な内容が良かった、あとポジティブな雰囲気と講座の構成も良かった。参加にあたっての注意事項があったのも良かった。あげたらキリがないです!めっちゃ良かった♡
  • 同じ志の方々も、同じ様な悩みがあり色々と情報もシェアして下さったので、活動するのが心強くなりました。
  • ワークが多い点
  • 多くの知識、スキル、歴史、企画書など、ワークを通して自分の立ち位置や不足していることを知れたこと。
  • 網羅的に学べたこと。また悲壮感もなかった。さらっとした読後の本を読んだ感じ。他の社会運動との比較や、歴史的に生き物の権利がどのように発展してきたのか。そのことを知れたことが、運動の妥当性を感じられた。少人数でもう少し、一つ一つの単元に踏み込んだ学びをしてみたいです。
  • 2日間みっちり学べる議論できる機会はあまりないので、その点は素晴らしいと思います。
  • 知識が豊富なところ
  • 緻密に作られた資料。ドライブで共有されているのでいつでも見返すことができる。美味しいご飯。毎回マナーのお話があること。
    目黒さんのテキストが教科書みたいですごく学びのあるものでびっくりしました。参加したのは2日目ですが碧さんの講義もすごくわかりやすくてたくさん学べました。今回初めてということもあって最低限のお支払いをさせて頂いたので、申し訳なかったです。
    ワークが多かったこと
    “全てが良かったです!
    本当にありがとうございました!
    これほど丁寧に手取り足取り教えて頂き
    学ぶことができ、本当に感謝です!!
    講義は、普段考えたり、疑問にも思ったことが無いことばかりでしたが、それが知りたかった!というのばかりでした!テキストも本当にわかりやすくて、何回も読み返し習得し、自分がテキストになれるように頑張りたいです!
    意見交換の場は苦手なのですが、皆さんの気持ちや手法をきけて勉強になりました!
    動物解放を早く実現するために皆さんと同じ気持ちで一緒にさせていただけることは本当に心強いです!
    本当にありがとうございました!
    これからも素晴らしいリブの活動で勉強していきたいです!よろしくお願いいたします!

    内容が充実していてテキストの共有や動画のアーカイブもあり見直しができる点が素晴らしいと思います。一日だけの参加が可能な点もありがたいです。
    人との交流繋がり
  • 専門的な知識なども得られ、ワークショップで実際に参加者が考えさせられる点
    “碧さんが笑顔で皆さんを緊張させることなく気遣いながら進めていらしたこと!
    テキストが充実していたことです!
    1ヶ月以上かけてやっとアーカイブ受講を終えましたが、繰り返し読んで学びたいと思います。”

学びと反省点

動物解放アカデミー2024:司会進行をつとめたスタッフ

現地参加者がグループワークを通じて直接交流できる時間を増やしたことで、参加者間のつながりが深まり、活発な議論が繰り広げられました。一方で、学習内容の量が多く、消化するのが難しいと感じた参加者もいたようです。

来年はさらに充実した動物解放アカデミーを開催できるよう、準備をしてまいります!

チームとしての成長

動物解放アカデミー2024:懇親会で食事をしながらおしゃべりをする参加者

アカデミー運営チームは昨年に比べ大きく成長し、運営体制の向上がリブ全体の進歩を支える重要な一歩となりました。このような体制をさらに発展させ、来年のアカデミーをさらに充実させていきたいと考えています。

スタッフたちのおかげで、大きな問題もなく、参加者に楽しんでもらいながら学びを深めていただくことができました!

来年も動物解放アカデミーを開催します!

楽しく、まじめに準備を進める運営スタッフの仲間に加わりたい方、大募集!

ぜひこちらの募集要項をご覧いただき、お気軽にお問い合わせください!

おわりに

動物解放アカデミー集合写真

動物解放アカデミー2024は、多くの参加者の熱意とサポートによって成功を収めることができました。この場を借りて、参加者の皆様、講師の皆様、そしてサポートいただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。

来年もさらなる進化を遂げた「動物解放アカデミー」でお会いしましょう!


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この記事を書いたライター

リブ_シンボル

動物解放団体リブ編集部

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