殺処分0 + トレーサビリティ法

  • 2021/02/18

Contents

殺処分0 トレーサビリティ法 】


リブの馬に関して軸となる事業。
一つ目の軸は、殺処分0。
二つ目の軸は、トレーサビリティ法。

【殺処分0】


〔活動〕


競馬やばんえい競走で使役された馬の殺処分の0を求める。


〔理由〕


競馬に使用された馬で、寿命まで生きることができるのは1%と言われている。馬たちは、人間のために産まれ、人間のために走り、人間を楽しませるためだけに生きる。競馬に使われた馬たちは、足にも内臓にも、そして心にもダメージを負っている。馬たちの最後もまた、人間の都合で殺される。人生を人間に捧げた(捧げさせられた)馬たちの最後はせめて、できるだけ自然に、尊厳を尊重し、十分なケアを提供し、最後を看取るべきではないか。

〔目的〕


競馬やばんえい競走に使われた馬の殺処分を0にする。殺処分を0にすることによって、生産を抑制し、馬を助けることができる(蛇口閉め)。また、養老牧場等で馬を救おうとしている人々の労力を減らすことができる。

〔展開〕


殺処分0を求める過程で、馬に対しての知識や共感を啓発・醸成し、いずれ競馬馬以外の馬にも波及させ、馬の屠殺0へ展開する。馬の屠殺0は、すなわち馬の生産0へとつながる。

〔方法〕


 後日公開

【トレーサビリティ法】


〔活動〕


馬の流通経路を可視化するトレーサビリティ法を成立させる。


〔理由〕


牛の流通は可視化されており、耳標の番号を入力すれば誰でも、個々の牛の流通経路を辿ることができる。消費者の安心安全に資するための施策である。
一方、馬の流通経路はブラックボックスであり、競馬馬の最後は関係者でさえわからないことがある。競馬馬の流通は、(おそらくは意図的に)可視化されていない。競馬馬以外にも、乗馬用、娯楽施設で飼育される馬、輸入され食用に給される馬等、管理は整備されていない状況。これは消費者にとっての不利益であり、法の平等性の観点からも不合理な状態。全頭を管理し、流通を可視化すべき。


〔目的〕


消費者の安心安全に資する。
また、流通が可視化され、管理されていく過程で、馬がどのような体験をしているか人々は知ることになる。安楽死とされながら、安楽でない死が強制される場合もあると言われているが、実態を日の本に明らかにすることで、苦痛に満ちた馬の殺害法を防ぐことができる。
また、競馬ファンは、競馬馬が「乗馬へ転用」されると聞くと安心するという。しかし実際はすべての馬がその後どういう生涯を送ったのかわかっているわけではない。さらには、乗馬クラブと名乗りながら、実態は肥育牧場である施設もあると言われている。
馬を助けるには、馬ビジネスに流れる資金を閉めることが重要。ト馬の流通を可視化することにより、心ある馬好きの人々は、競馬や馬ビジネスから撤退であろうと予想される。レーサビリティ法によって、資金の蛇口を閉める。市場を小さくすることによって、馬ビジネスを縮小させ、もって馬の生産(蛇口)を閉め、人間によって犠牲となる馬の減少を図る。


〔展開〕


トレーサビリティ法成立後は、馬業者に規制と罰則が課される。そのことによって、動物を守りたい人々は動物倫理に反する行いを罰する手段を得る。馬を守ろうとする人々の活動をより効率的で実効性の高いものにすることができる。


〔方法〕


後日公開

この記事を書いたライター

リブ_シンボル

動物解放団体リブ編集部

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